ホリデーオート6月号の特集は「GT AGAIN!」。クルマ好きの心を熱くした「GT」の過去、現在、そして未来を一挙に解説している。ここでは、その中の「日本のGTインプレダイジェスト」の記事を特別にピックアップしてお届けしよう。今回は、1986年、WRC(世界ラリー選手権)制覇を狙うトヨタが投入してきた「セリカGT-FOUR」だ。2Lターボの3S-GTEとフルタイム4WDの組み合わせは、当時の最先端を行くもの。詳しくは現在発売中のホリデーオート6月号をご一読のほど!
画像: 日本のGTインプレダイジェスト。セリカGT-FOUR【1986年10月登場】

WRCを見据えて投入された
流面形セリカの最強モデル

パワーは十分あるし足もばっちり決まっているから、走りっぷりはムネがスカッとするほどご機嫌だ。スポーツカーとして見てもGT-FOURは十分通用する。ベベルギア式センターデフを備えたフルタイム4WD機構により185psが4つのタイヤに効率よく配分されるから、パワーロスはほとんどない。ハンドリングはシャープだしアンダーステアはごくわずか。限界まで攻め込むと少しアンダーが強くなるが、大きく姿勢を乱すこともない。4WDであることを忘れてしまいそうになるくらい、実にスムーズなコーナリングを見せてくれる。筑波サーキットでも軽く13秒台前半のタイムをマークできたし、久しぶりにいい女に出会った感じだ。(1986年12月10日号より抜粋)

全長×全幅×全高:4365×1690×1295mm
ホイールベース:2525mm
重量:1360kg
エンジン:3S-GTE型・直4DOHCターボ・1998cc
最高出力:185ps/6000rpm
最大トルク:24.5kgm/4000rpm
サスペンション形式(前/後):ストラット/ストラット

画像: WRCを見据えて投入された 流面形セリカの最強モデル

ホリデーオート 2018年 6月号
3号連続特別付録 第1巻『昭和の名車図鑑』(昭和35年~45年)付き
販売価格(税込): 490 円

画像: ホリデーオート 2018年 6月号 3号連続特別付録 第1巻『昭和の名車図鑑』(昭和35年~45年)付き 販売価格(税込): 490 円

【総力特集】
『GT AGAIN!』
~GTをもう一度
○34年ぶりのソアラ再考
○追憶のレパード物語
○日本の美クーペ
・レクサスLCは現代のソアラだ!
○俺たちのGTを支えたパワーユニット
・日産L型6気筒vsトヨタDOHC
○一度は乗ってみたかった!忘れえぬGT
・AE86レビン / トレノ
・レガシィ・ツーリングワゴンGT
・マークⅡ2000GT ツインターボ
・セドリック / グロリア Gran Turismo (Y31~Y32)
○再評価したい、あのGTたち
・トヨタ カローラレビン GT-Z
・トヨタ カリーナ GT
・トヨタ カローラ GT
・トヨタ カルディナ GT-FOUR
・トヨタ MR2 G
・スズキ カルタス GT-i
・スズキ フロンテ GT-W
・三菱 ミラージュ 1600GT
・三菱 ミニカ スキッパー GT
○広告に見る「スカG」モテ神話
○古今東西GTコボレ話
・初めてGTを名乗ったクルマと言えば?
○世界の“美”GTカーを愛でる
・日米欧の華麗なクルマたち
○GTを感じる“ちょっと”良いモノSELECTION
○日本のGTインプレダイジェスト
○トヨタvs日産vsホンダ
・3メーカースーパーGTマシン ガチ対決再び《別冊付録》
○その他、特集、連載記事満載

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