ホリデーオート6月号の特集は「GT AGAIN!」。クルマ好きの心を熱くした「GT」の過去、現在、そして未来を一挙に解説している。ここでは、その中の「日本のGTインプレダイジェスト」の記事を特別にピックアップしてお届けしよう。今回は、1989年、富士重工業(当時)が投入した「レガシィGT」だ。スバルの新時代を切り開いたレガシィだが、注目されるのはRS。しかし、GTはパワーを抑えた分、トルクを太らせて使いやすさを追求したオトナ仕様。詳しくは現在発売中のホリデーオート6月号をご一読のほど!
画像: 日本のGTインプレダイジェスト。レガシィGT【1989年10月登場】

峠攻めはRSに任せ
余裕と安全性をアピールする

GTのエンジンは220psのRS用を低回転重視型にリセットしたもの。ターボのA/R比とバルブタイミングの変更で最高出力は200psに抑えられているが、逆に2800rpmまでのトルクは約2kgm太くなっているので、市街地では扱いやすかった。足まわりもRSよりフロントスタビを太くしリアを落として安定志向に振っている。しかもトルクスプリット4WD、リアビスカスLSD、ABS(OP)が天候や路面変化にかかわらずバックアップしてくれるから、走りの安心度も高い。またGTは内装・装備も充実していて、乗り心地の良いシートやモモ製ステアリング・オートAC、ハイパワーオーディオ、3分割トランクスルーなど快適な室内が演出されている。(ホリデーオート1989年11月26日号より抜粋)

全長×全幅×全高:4510×1690×1395mm
ホイールベース:2580mm
重量:1380kg
エンジン:EJ20型・対向4DOHCターボ・1994cc
最高出力:200ps/6000rpm
最大トルク:26.5kgm/3600rpm
サスペンション形式(前/後):ストラット/ストラット

画像: 最高出力を抑え、中低速域でのドライバビリティを重視したトルク特性に改善された。

最高出力を抑え、中低速域でのドライバビリティを重視したトルク特性に改善された。

ホリデーオート 2018年 6月号
3号連続特別付録 第1巻『昭和の名車図鑑』(昭和35年~45年)付き
販売価格(税込): 490 円

画像: ホリデーオート 2018年 6月号 3号連続特別付録 第1巻『昭和の名車図鑑』(昭和35年~45年)付き 販売価格(税込): 490 円

【総力特集】
『GT AGAIN!』
~GTをもう一度
○34年ぶりのソアラ再考
○追憶のレパード物語
○日本の美クーペ
・レクサスLCは現代のソアラだ!
○俺たちのGTを支えたパワーユニット
・日産L型6気筒vsトヨタDOHC
○一度は乗ってみたかった!忘れえぬGT
・AE86レビン / トレノ
・レガシィ・ツーリングワゴンGT
・マークⅡ2000GT ツインターボ
・セドリック / グロリア Gran Turismo (Y31~Y32)
○再評価したい、あのGTたち
・トヨタ カローラレビン GT-Z
・トヨタ カリーナ GT
・トヨタ カローラ GT
・トヨタ カルディナ GT-FOUR
・トヨタ MR2 G
・スズキ カルタス GT-i
・スズキ フロンテ GT-W
・三菱 ミラージュ 1600GT
・三菱 ミニカ スキッパー GT
○広告に見る「スカG」モテ神話
○古今東西GTコボレ話
・初めてGTを名乗ったクルマと言えば?
○世界の“美”GTカーを愛でる
・日米欧の華麗なクルマたち
○GTを感じる“ちょっと”良いモノSELECTION
○日本のGTインプレダイジェスト
○トヨタvs日産vsホンダ
・3メーカースーパーGTマシン ガチ対決再び《別冊付録》
○その他、特集、連載記事満載

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