世界に名だたる欧州の著名サーキットを、シビックタイプRで攻略する「シビック タイプRチャレンジ 2018」。このたびその最終ステージとなるハンガリーのハンガロリンクでまたもや市販FF車最速ラップを更新したことが発表された。
画像: ハンガリーのハンガロリンクで量産FF車最速ラップを叩き出したのは、日本でもおなじみのジェンソン・バトン選手。

ハンガリーのハンガロリンクで量産FF車最速ラップを叩き出したのは、日本でもおなじみのジェンソン・バトン選手。

現行シビックタイプRと言えば、デビュー直前にドイツ・ニュルブルクリンクのオールドコースで市販FF車最速となる7分43秒80のラップタイムを叩き出したことで話題となったのも記憶に新しい。欧州ホンダではその記録に飽き足らず、さらなる記録挑戦に挑んでいる。それが「シビックタイプRチャレンジ2018」だ。

「シビック タイプR チャレンジ」は、ホンダゆかりの著名ドライバー5人が、欧州5ヵ所のサーキットでシビックタイプRによるタイムアタックを行うというもの。去る5月に行われた1回目のトライアルはフランスのマニクール・サーキットで実施。WTCRドライバーのエステバン・グエリエリが2分1秒51でFF最速を立証した。

以後、2回目はベルギーのスパ・フランコルシャンでスーパーGTのベルトラン・バゲットが2分53秒72、3回目は英国シルバーストーンではBTCCドライバーのマット・ニールが2分31秒32、4回目はポルトガルのエストリル・サーキットでWTCRのティアゴ・モンテイロが2分1秒84と、それぞれ市販FF最速ラップを記録した。

画像: 【ニュース】シビックタイプRが欧州5ヵ所のサーキットで市販FF車最速ラップを更新

そして去る8月6日、最終ステージとなるハンガリーのハンガロリンクに挑んだのは元F1ドライバーで現在はスーパーGTで活躍するジェンソン・バトン。このテクニカルなコースで、2分10秒19のタイムを叩き出した。これで全5回のトライアルすべてで、各サーキットにおける市販FF車のラップタイムを更新したことになる。

バトン選手は「FFには不慣れだったが、シビックタイプRは非常にバランスが良く楽しんでドライブできた。とくにブレーキ性能の高さに驚いた」とコメントしている。

画像: シビックタイプRのバランスの良さ、ブレーキ性能の高さに驚いた、と語ったバトン選手。

シビックタイプRのバランスの良さ、ブレーキ性能の高さに驚いた、と語ったバトン選手。

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