10月26-28日の日程でFIA世界ツーリングカーカップ(WTCR)の日本ラウンドが鈴鹿サーキットで開催されている。27日に行なわれたRACE1ではケビン・チェコンの駆るアルファロメオ・ジュリエッタTCRが優勝。WTCRでのアルファロメオ初勝利となった。

RACE1ポールはプジョー

画像1: RACE1ポールはプジョー

金曜日に行なわれたRACE1予選ではプジョー308TCRのオーレリアン・コンテがポールポジションを獲得。2番手にチェコン、3,4番手にエステバン・グエリエリ、ヤン・エルラシェールのホンダ・シビック・タイプR TCRがつける。

画像2: RACE1ポールはプジョー

全25台が一斉にスタート。フロントロー2台の順位変動はないが、5番手スタートのイバン・ミューラー(ヒュンダイi30N TCR)がホンダ勢をかわし3位にジャンプアップ。

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2周目の130R~シケインでチェコン(アルファ・ジュリエッタ)がコンテ(プジョー308)を抜きトップに。その後テッド・ビヨーク(ヒュンダイi30N TCR)、ロブ・ハフ(VWゴルフGTI TCR)、エルラシェールらのクラッシュなどにより2回のセーフティカーが導入される。

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2度のSC導入によりレース周回数は9周から11周に延長されたが、上位に順位変動はないままチェコンがコンテ、ミューラーらを従えてトップチェッカー。

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チェコンがアルファロメオに嬉しいWTCR初勝利をプレゼントした。またイバン・ミューラーが3位入賞したことにより、8位に終わったポイントリーダーのガブリエル・タルキーニ(ヒュンダイi30N TCR)に並んだ。1ラウンド3レース制のWTCRでは、翌日28日にRACE2、RACE3が行なわれる。

(PHOTO:井上雅行)

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