2018年11月7日、「2018-2019 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の10ベストカーが発表された。そして11月20日には「10ベストカー試乗会」が行われており、12月7日の最終選考会でイヤーカーが決定することになる。今回はその選考対象となる10ベストカーの中から、マツダのCX-8を紹介しよう。(掲載は順不同)

新たに2.5Lガソリンターボも搭載し、静かなる進化

マツダ CX-8は2017年12月14日に発表された。日本で人気のCX-5と、北米市場で販売されているCX-9のプラットフォームを組み合わせた、3列シートのラージクラスSUVだ。

デビュー当初のパワートレーンは2.2Lの直4ディーゼルターボ「SKYACTIV-D 2.2」のみだったが、2018年10月25日の商品改良で2.5Lの直4ガソリンエンジン「SKYACTIV-2.5」とターボ付きの「SKYACTIV-2.5T」も搭載され、バリエーションを拡大した。

ディーゼルは低中速域の豊富なトルクで、市街地などでの運転のしやすさが際立つ。ガソリンエンジンは高回転まで小気味良くまわり、ターボ付きは粘り強いトルク特性を加味して高速巡航を快適に楽しむことができる。

ボディは大きく、重量もそれなりにあるが、運動性能は必要にして十分以上。しかも、昨今のマツダ車の例外に漏れず、ハンドリングもよく、運転が楽しく、しかも疲れも少ない。

日本車離れした独特の美しいデザインに加え、ミニバン的にも使える便利な3列シートは大きな魅力だ。さらに多彩なエンジンラインアップから自分の使い方にあった1台を選べるようになったことなどで、ラージクラスSUVの中でも人気を集めている。

さて、日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会ではどれだけのポイントを得ることができるだろうか。健闘が大いに期待されている。

マツダ CX-8 25T Lパッケージ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4900×1840×1730mm
●ホイールベース:2930mm
●重量:1880kg
●エンジン:直4DOHCターボ
●排気量:2488cc
●エンジン最高出力:230ps/4250rpm
●エンジン最大トルク:420Nm/2000rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:フロント横置き4WD
●価格:424万4400円

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