2019年1月13日、キャデラックはデトロイトモーターショーでブランド初の電気自動車の画像を公開した。このモデルがGMの次世代EVプラットフォームを使用する最初のモデルとなる。

次世代EVプラットフォームを使って多様なEVモデルを展開

今回発表されたのはキャデラック初となる電気自動車の画像。GMの次世代EVプラットフォームは高い柔軟性を持っており、開発期間の大幅な短縮が可能と言われている。キャデラックはこのEVプラットフォームを使用することにより、今回公開されたモデルの他にも、多様なモデルを展開していくという。

この電気自動車のプラットフォームの優れた点は、ドライブユニットやバッテリーセルなどがあらゆるGMのラインナップに搭載できるよう設計されていることで、前輪駆動、後輪駆動、4WDのすべてに対応しているという。

キャデラックのスティーブ・カーライル社長は今回の発表に際して、「キャデラック初のEVは市場の中核となり、世界中のカスタマーのニーズに応えることになるでしょう。このモデルはキャデラックのラグジュアリーとイノベーションの象徴であり、モビリティの頂点に立つことになるでしょう」とコメントしている。

デトロイトモーターショーでは、新型「XT6クロスオーバー」を発表、「エスカレード」、「新型高性能セダン」の存在も明らかになったが、キャデラックは2021年にかけて半年に1台のペースでニューモデルを投入する予定だという。なお、キャデラックEVの正式名称や詳細は、近々発表される。

画像: GMの次世代EVプラットフォームはドライブユニットやバッテリー容量、駆動方式などがあらゆるGMのラインナップに搭載できるよう設計されているという。そのため、短期間で多くのモデルを開発できるとしている。

GMの次世代EVプラットフォームはドライブユニットやバッテリー容量、駆動方式などがあらゆるGMのラインナップに搭載できるよう設計されているという。そのため、短期間で多くのモデルを開発できるとしている。

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