RVブーム真っただ中の1991年にデビューしたのがミツビシの初代RVR。あれから28年。特長だったリア片側スライドドアはふつうのヒンジ式ドアとなったが、現在も「コンパクトSUV」としてRVRは販売されている。そしてこの3月に行われるジュネーブショーで、新型RVR(欧州名:ASX)が世界初公開されるなど、いま話題の1台。9年前の今日、2月17日は、現行RVRが発売された日です。

RVRってどんなクルマ?

初代RVRはRVブーム真っ盛りの1992年2月に登場。2代目シャリオのシャシを使いショートボディ化。リア片側スライドドアという斬新なスタイルを持ち、リアシートは4人定員のロングスライドシート仕様も用意するなど、遊び心も満載だった。さらにカンガルーバーを装備しオフロードイメージを与えられた「スポーツギア」も設定、販売は好調だった。

画像: 初代RVR。

初代RVR。

2代目は1997年に登場、片側リアスライドドアやロングスライドシートなど、初代の特長は踏襲していたが、1999年のマイナーチェンジ時に両側スライドドアモデルも新設定。ただし初代ほどの人気は得られなかった。2002年に生産終了、いったん三菱車のラインナップに「RVR」の名前が消える。

画像: 2代目RVR。

2代目RVR。

そして9年前の今日登場したのが、3代目となる現行型RVRだ。全長4295mm(マイナーチェンジを経て現在は4365mm)のコンパクトSUVとしてヨーロッパやオーストラリア、中国/台湾などグローバルに展開され、後席ドアは普通のスイングドアになっている。アウトランダーやエクリプスクロスよりもコンパクトサイズだ。

画像: 現行3代目RVR。登場当初のスタイリング。

現行3代目RVR。登場当初のスタイリング。

画像: 2019年2月現在の現行RVR。2017年にマイナーチェンジを行った際、ミツビシのフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」が採用され、フロントフェイスが変わった。

2019年2月現在の現行RVR。2017年にマイナーチェンジを行った際、ミツビシのフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」が採用され、フロントフェイスが変わった。

画像: 2017年11月に登場した「RVRアクティブギア」。

2017年11月に登場した「RVRアクティブギア」。

この3月にスイスで行われるジュネーブモーターショーにおいて、後継モデルが世界初公開予定となる。

画像: 2019年3月から始まる第89回ジュネーブモーターショーにて世界初公開される「ミツビシASX(日本名:RVR」。

2019年3月から始まる第89回ジュネーブモーターショーにて世界初公開される「ミツビシASX(日本名:RVR」。

画像: ASX2020年モデルのリアデザイン。

ASX2020年モデルのリアデザイン。

画像: ASX2020年モデルのインテリア。SDA(スマホ連携ディスプレイオーディオ)は8インチに大型化されている。

ASX2020年モデルのインテリア。SDA(スマホ連携ディスプレイオーディオ)は8インチに大型化されている。

RVR車両価格(現在。現行モデル)

G 4WD 254万1240円
G 2WD 230万4720円
M 4WD 234万1440円
M 2WD 210万4920円 

 

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