2019年2月19日、NEXCO中日本は新東名高速道路の厚木南インターチェンジ(IC)〜伊勢原ジャンクション(JCT)の約4kmが、2019年3月17日(日)15時に開通すると発表した。(タイトル写真はイメージです)

東名・新東名のダブルネットワーク化がさらに進む!

圏央道の海老名南JCTから厚木南ICまでは既に開通済みだが、今回は厚木南ICから伊勢原JCTまでの約4kmが開通し、伊勢原JCTでは東名高速道路と接続する。車線数は4車線だが、全線開通時には6車線になる予定だ。

画像: 東名高速と新東名高速の位置図

東名高速と新東名高速の位置図

今回の区間の開通により、圏央道〜伊勢原JCT間のダブルネットワークが形成される。特に、東名(上り)では経路の選択肢が増加し、東名渋滞時には、新東名経由で圏央道を利用することや、厚木IC利用から厚木南IC利用に転換することで、渋滞を回避できるようになる。

また、新東名へ交通が転換することで東名の渋滞緩和が期待されている。さらに、物流の効率化によって。神奈川県西部地域の経済活動が支援されることになる。

画像: 東名・新東名によるダブルネットワークの形成

東名・新東名によるダブルネットワークの形成

新東名高速は、厚木南IC〜御殿場JCTも現在建設中。この区間が開通すると、海老名南JCT〜豊田東JCT(253km)の東名・新東名のダブルネットワークが完成する。

これにより、東西交通を分断する通行止めの発生が減少し、東西を結ぶネットワークの信頼性が向上する。全線開通から50年を迎える東名高速で集中工事など大規模な交通規制を伴う工事を実施する際でも、新東名があることにより渋滞が緩和される。

ちなみに、厚木南ICから主要ICまでの通行料金(普通車)は、御殿場ICまでが1430円、浜松ICまでが4690円、名古屋ICまでが6280円となっている。

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