コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、次世代のコンパウンドテクノロジー「グリーン・チリ2.0」を採用したハイパフォーマンスエコタイヤ、「EcoContact6(エココンタクト6)」を3月より発売する。発売サイズは14〜18インチ、価格はオープン。
画像: 新たに登場したエココンタクト6。

新たに登場したエココンタクト6。

多くのサイズで欧州タイヤラベリング制度「A-A」獲得

今回登場するEcoContact6(エココンタクト6)は、「コンチエココンタクト5」の後継モデル。3つの相反する性能であるウエットブレーキ性能/転がり抵抗性能/耐摩耗性能を非常に高いレベルで向上。現在28サイズ/40アイテムが、欧州タイヤラベリング制度で「ウエットブレーキ性能/転がり抵抗性能」ともに最高グレードの「A/A」を獲得している(2019年1月現在。今回日本で発売する31サイズ中13サイズが欧州タイヤラベリング制度「A/A」を獲得)。

コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)に参画していないので、日本のタイヤラベリング制度でのグレーディングは獲得していないが、この欧州タイヤラベリング制度「A/A」を仮に日本のタイヤラベリング制度に当てはめてみると、ウエットブレーキ性能/転がり抵抗性能ともに最高グレードとなる「AAA-a」となる。「AAA-a」を取得するスペシャルエコタイヤは、ブリヂストンをはじめ横浜ゴム、住友ゴム、TOYO TIREもラインアップしているが、そのほとんどがプリウスサイズと呼ばれる「195/65R15」。今回登場したエココンタクト6のように、最高グレードをこれだけのサイズで取得するのは驚きだ。

画像: 多くのサイズで欧州タイヤラベリング制度「A-A」獲得
画像: 今回登場したエココンタクト6は、欧州ではすでに13〜22インチの全93サイズを用意。コンチネンタルタイヤ製品のポジショニングはこのようになる。

今回登場したエココンタクト6は、欧州ではすでに13〜22インチの全93サイズを用意。コンチネンタルタイヤ製品のポジショニングはこのようになる。

画像: 発表会の様子。コンチネンタルタイヤジャパン社長グレゴリー・メイ氏(写真左)、同社技術サービス&トレーニングマネージャー小川直人氏(右)が登壇した。

発表会の様子。コンチネンタルタイヤジャパン社長グレゴリー・メイ氏(写真左)、同社技術サービス&トレーニングマネージャー小川直人氏(右)が登壇した。

技術1:新世代コンパウンド

新しいコンパウンド配合技術と革新的な添加剤、高い柔軟性のポリマーの組み合わせによりタイヤの転がり抵抗、ドライ/ウエットブレーキ性能、ロングライフが大幅に改善された。

技術2:最適なグルーブ〜リブ比率

タイヤサイズによって、ストレートグルーブが3本/4本/5本の3つのパターンがあり、それらすべてにおいてリブとグルーブの幅が最適化されるように設計。最適化されたリブとグルーブの幅で排水を効率化、耐ハイドロプレーニング性能を向上させた。またショルダーグルーブにより、ウエットハンドリング性能も向上した。

画像: 技術2:最適なグルーブ〜リブ比率

技術3:非対称リブアングル/非対称サイプ

スポーツタイヤの技術を導入。面取りされて円みを帯びたエッジと鋭角名フランク角を備えた非対称のリブアングルは、外側のエッジを安定させリブの剛性を高める。結果リブの変形を防止し路面との有効接地面積を確保する。

画像1: 技術3:非対称リブアングル/非対称サイプ

また面取りされたエッジを備えた非対称サイプテクノロジーは、ドライブレーキの性能を向上させウエット時の安全性も向上させる。

画像2: 技術3:非対称リブアングル/非対称サイプ
画像: 4本グルーブモデル。一見、左右対称のデザインに見えるが、左右非対称だ。

4本グルーブモデル。一見、左右対称のデザインに見えるが、左右非対称だ。

サイズ表

画像: サイズ表

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