アウトモビリ・ランボルギーニは、ジュネーブ・モーターショーでランボルギーニ・ウラカンEVOスパイダーを初公開する。日本での車両価格は、3282万7602円(税抜き)。

V10 ウラカンEVO、第2のモデルはオープントップモデルのスパイダー

ウラカンEVOスパイダーは、クーペ用に開発された次世代ビークルダイナミクスコントロールとエアロダイナミクスをそのままに、チタン製インテークバルブを採用してパワーアップしたウラカン・ペルフォルマンテ譲りの5.2L自然吸気V10エンジンを搭載している。

最高出力は640hp(470kW)/8000rpm、最大トルク600Nm/6500rpm。乾燥重量は1542kgで、パワーウエイトレシオは2.41kg/hpに達する。

0-100km/h加速は3.1秒、0-200km/h加速は9.3秒。100km/hの速度からわずか32.2mで停止し、最高時速は325km/hというハイパフォーマンスだ。

画像: フロントまわりはEVOクーペ同様にモディファイされている。

フロントまわりはEVOクーペ同様にモディファイされている。

後輪操舵と四輪トルクベクタリングシステムを中央で司るランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータ(LDVI)が、高い次元で車両を制御する。

EVOクーペからバージョン2.0となったランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ(LPI)が走行中の車両の状態をモニターし、磁性流体サスペンションが瞬時にダンピングを調整する。

さらに、先進トラクションコントロールシステムや改良したランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)により、コーナリング時の応答性や安定性を保証する。

画像: ナンバープレートの両脇にエキゾーストエンドのアウトレットが備わる。

ナンバープレートの両脇にエキゾーストエンドのアウトレットが備わる。

エクステリアはEVOクーペと同様に変更され、新しいフロントバンパーは、車高の低い、押しの強い表情を演出し、フロントスプリッターと大きくなったエアインテークは空力効率を向上している。
リアには、レース仕様のウラカンにインスピレーションを得た、剥き出しのレースバイクを彷彿とさせる新しいデザインを採用した。

新しいスポーツエキゾーストシステムのツインアウトレットが、リアバンパーの高い位置に配置され、テール上端にはスロットを備えた一体型スポイラー。空気の流れを増大させるこのスポイラーは、エアロダイナミクスの性能がアップしたことを外観からも強調している。アンダーボディも、空力効率の最大化を図る形状となっている。

画像: シルエットはクーペと大きく変わってはいない。

シルエットはクーペと大きく変わってはいない。

電動油圧式の軽量ソフトトップは、センターコンソールに配置されたボタンにより、50km/hで走行中でもわずか17秒で開く。

ルーフ開閉時どちらでも、EVOスパイダーのエアロダイナミクス性能は、元祖ウラカン・スパイダーの5倍以上のダウンフォースと空力効率で、最高にダイナミックなハンドリングとパフォーマンスを発揮するだけではなく、優れた乗り心地も実現する。車内に流れ込む気流を最小限に抑え、穏やかなコックピット環境を保証する。

画像: センターダッシュに8.4インチのタッチスクリーンが備わる。

センターダッシュに8.4インチのタッチスクリーンが備わる。

センターコンソールのスタートボタンの上には、8.4インチのHMIタッチスクリーンが設けられ、マルチフィンガージェスチャーによる操作で手軽にコネクティビティ機能が利用可能。シート、温度調節、LDVIシステムのステータス等をリアルタイムに操作できるほか、スマートフォンを接続するインフォテインメントも思うままに楽しめる。

画像: V10 ウラカンEVO、第2のモデルはオープントップモデルのスパイダー

ウラカンEVOスパイダー 主要諸元

●全長×全幅×全高:4520×1933×1180mm
●ホイールベース:2620mm
●重量(乾燥):1542kg
●エンジン型式・種類:V10 DOHC
●排気量:5204cc
●最高出力:640hp/8000rpm
●最大トルク:600Nm/6500rpm
●燃料・タンク容量:プレミアム・83L
●トランスミッション:7速DCT
●タイヤサイズ:前245/30R20、後305/30R20
●価格(税抜き):3282万7602円

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