2019年2月27日、2019年F1の第2回プレシーズンテストの2日目がスペイン・バルセロナのカタルニアサーキットで行われ、マクラーレンのカルロス・サインツJr.がここまで6日間のベストタイムをマーク。テスト終盤に向けて、各チームのタイムアップが目立ってきた。

昨年の決勝レースのラップタイムに迫る速さを記録

カタルニアサーキットで行われている2019年F1オフィシャルプレシーズンテストも第2回2日目を迎えた。この日は全10チームの13人のドライバーがコースイン、最速タイムを記録したのは、マクラーレンのカルロス・サインツJr.だった。先日にはチームメイトのノリスがトップタイムを記録しており、マクラーレンの意欲的なテストを目立っている。

サインツは午前中に1分17秒144をマーク、これがこの日のトップタイムとなった。このタイムはここまでのテスト6日間で最速、ちなみに2018年スペインGPのポールタイム1分16秒173だった。2番手にレーシングポイントのセルジオ・ペレスが続いた。

ホンダ勢では、レッドブルのマックス・ファルスタッペン、トロロッソのダニール・クビアトが走行を担当。ファルスタッペンが128周のラップを重ね6番手タイムの1分18秒395、クビアトが101周こなして7番手タイムの1分18秒682をマーク。プログラムを順調にこなした。

ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターはテスト終了後「ここまでの6日間のなかで最も難しい一日だったものの、それでもレッドブルレーシング、スクーデリアトロロッソともに100周以上を走り、パワーユニットに大きなトラブルはなかった」と語った。「他車による赤旗も含むさまざまな要因で走行を中断しなければならず、この日はここまでの6日間のテストのなかで最もトリッキーな一日だったが、パワーユニットとしては総じて問題なくセッションを終えた」と述べている。

プレシーズンテストも残すところ2日のみとなった。

画像: ホンダ勢も順調に周回を重ね、6番手、7番手のタイムを記録。

ホンダ勢も順調に周回を重ね、6番手、7番手のタイムを記録。

This article is a sponsored article by
''.