2019年3月10日、世界初となる市販車ベースの電気自動車ワンメイクレース「ジャガー I-ペイス eトロフィ」の第3戦香港ラウンドが開催され、2番グリッドからスタートしたブライアン・セラーズ(ラファエル・レターマン・ラニガン・レーシング)が勝利を収めた。これによりセラーズはPROクラスのトップに躍り出た。

ジャガー I-ペイスによる熾烈なワンメイクレース

香港で開催された「ジャガー I-ペイス eトロフィ」第3戦はブライアン・セラーズが優勝、2位にチームメイトのキャサリン・レッジが入り、ラファエル・レターマン・ラニガン・レーシングは2戦続けての1-2フィニッシュを達成した。

ポール・ポジションからスタートしたカカ・ブエノ(ジャガーブラジルレーシング)は、独走状態を築いていたものの第1コーナーでミス、最終的に5位でフィニッシュした。

ジャガー I-ペイス eトロフィのマネージャーを務めるマリオン・バーナビイは「第3戦の香港ラウンドは信じられないほどドラマチックでした。第1シーズンで2度目の雨天レースとなりましたが、ドライバーにとっては新しいチャレンジになったと思います」とコメントしている。

ジャガー I-ペイス eトロフィは、世界初となる市販車ベースの電気自動車によるワンメイクレース・シリーズで、創立初年度の2018-2019シーズンはフォーミュラEのサポートレースとして、フォーミュラE全10戦のうち7戦が行われる。

ジャガー I-ペイス eトロフィの決勝レースは通常30分+1周で争われ、マシンはイコールコンディションに仕上げれたレーシングI-ペイスが使われる。カテゴリーはPROクラス、PRO-AMAクラスのほか、世界的に活躍するモータースポーツ界の若手やスタードライバーのための特別枠も設けられており、フォーミュラEへの登竜門の役割も担っている。

ジャガー I-ペイス eトロフィの次戦第4戦は、2019年3月23日、中国・三亜市でフォーミュラEのサポートレースとして開催される。

画像: あいにくの雨模様となった香港ラウンド。チャレンジングなレース展開の中、ブライアン・セラーズ(ラファエル・レターマン・ラニガン・レーシング)が優勝を飾った。

あいにくの雨模様となった香港ラウンド。チャレンジングなレース展開の中、ブライアン・セラーズ(ラファエル・レターマン・ラニガン・レーシング)が優勝を飾った。

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