2019年4月2日-3日、F1バーレーンGPが開催されたサヒールサーキットで、第1回F1インシーズンテストが行われ、ミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハが初めてテストを担当、華々しいF1デビューを飾った。

また新しい才能がグランプリシーンに登場

ミック・シューマッハはミハエル・シューマッハの息子で、ファラーリ ドライビング アカデミーの一員として、現在プレマチームからF2選手権に参戦する、20歳の注目ドライバーだ。

第1回F1インシーズンテスト初日4月2日は、フェラーリのサポートドライバーとしてテストを担当。砂嵐で汚れたサーフェスと時折雨が降る難しい状況の中でフェラーリSF90をドライブ、一定のペースでミスなく周回を重ね、この日、56周、303kmを走行した。ベストタイムはもっともソフトなタイヤでマークした1 分29秒976だった。この周回数はバーレーンGPの決勝よりも1周少ないだけ、タイムは予選Q2通過に相当するものだった

翌4月3日はアルファロメオレーシングのテストを担当。午前中はアルファロメオC36の空力を中心にテストし、午後はレースカーでタイヤプログラムに取り組んだ。結局、この日は70ラップを周回、ベストタイム1分29秒998を記録した。このタイムは当日走行した15台中6番目のリザルトだった。

ミック・シューマッハはこの2日間で合計126周、682kmを走行。これは2つのグランプリを走り切ったのと同様な距離になる。

ミック・シューマッハはテスト終了後、「本当に楽しかったです。 初日、フェラーリのガレージには幼い頃から知っている人がたくさんいて、リラックスして走ることができました。 フェラーリSF90は信じられないパワフルでスムーズでした、F1マシンのブレーキングパワーにも驚きました。2日目のアルファロメオも素晴らしい経験でした。初日のフェラーリでの経験を周回に組み込もうとしました。 アルファロメオレーシングのチームの協力もあって、自信をつけ着実に進歩することができたと感じています。アゼルバイジャンでの次のF2レースの準備に戻ることを楽しみにしています」とコメントしている。

ミック・シューマッハはマックス・フェルスタッペン、シャルル・ルクレールらと同世代。また楽しみなドライバーが登場した。

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