いよいよ「令和」の時代が始まったが、「平成」の時代に誕生した記憶にとどめておきたいスポーツカーたちを、図鑑風に紹介しておこう。今回は、4ドアのロータリースポーツ、RXー8だ。(ホリデーオート2019年4月号より)

待望のロータリースポーツは4シーターで復活! ハリウッド映画でも活躍した

「マツダ RXー8(SE3P型:2003年5月発売)」

画像: 観音開きの4ドアクーペというユニークなスタイリングが特徴的なRXー8。

観音開きの4ドアクーペというユニークなスタイリングが特徴的なRXー8。

観音開きの4枚ドアを持つ4座のスポーツカーとして登場。大きな前後ドア開口部は3種類の鋼板を組み合わせて補強され、高いキャビン剛性を持たせることに成功している。

後席は+2ではなく大人2名がちゃんと着座できたし、約290Lの容量を持つ独立したトランクルームを持つなど、クーペスタイルのスポーツカーでありながらセダンのような車内空間と使い勝手を実現していた。

また、前後重量配分が乗車人数に関わらずほぼ50:50を実現するように設計されていたのも凄い。

画像: 13B-MSP型「RENESIS」は、ロータリーエンジンのREと、始まり(GENESIS)の2語を掛けて命名された。

13B-MSP型「RENESIS」は、ロータリーエンジンのREと、始まり(GENESIS)の2語を掛けて命名された。

エンジンは型式こそ13Bのままだが、各部を新設計とした自然吸気の新世代RE(ロータリーエンジン)“RENESIS”を搭載。スペックはグレードにより異なり、ベースグレード(5速MT/4速AT)とタイプE(4速AT)は最高出力210ps/最大トルク22.6kgm、タイプS(6速MT)は最高出力250ps/最大トルク22.0kgmとなっていた。

また、RENESISをベースにした、走行可能な水素ロータリーエンジンを搭載した試験車両も開発されて注目されている。

画像: インパネはデザインするにあたって、インテリアを軽快に見せるために、造形、色づかい、そして素材感にこだわった。

インパネはデザインするにあたって、インテリアを軽快に見せるために、造形、色づかい、そして素材感にこだわった。

RX-8は2012年(平成24年)6月で生産を終了。2019年5月現在、これが最後のRE車となっている。ちなみにRX-8は2003年に公開されたハリウッドのSFアクション映画「X-MEN 2」の劇用車としても起用されている。

画像: 2011年11月に発売された特別仕様車「スピリットR」は大人気となり、当初の1000台限定の計画を変更し、合計2000台が生産された。

2011年11月に発売された特別仕様車「スピリットR」は大人気となり、当初の1000台限定の計画を変更し、合計2000台が生産された。

RXー8 タイプS(2003年)主要諸元

●全長×全幅×全高:4435×1770×1340mm
●ホイールベース:2700mm
●重量:1310kg
●エンジン型式・種類:13B-MSP型・直2ローター
●排気量:654cc×2
●最高出力:250ps/8500rpm
●最大トルク:22.0kgm/5500rpm
●トランスミッション:6速MT
●タイヤサイズ:225/45R18
●価格:275万円

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