国内では絶滅危惧種化している4ドアセダンだが、海外に目を向けるとまだまだ健在だ。そこで、日本では販売されていないが、日本メーカーが海外向けに力を入れているセダンを何台か紹介してきた。最終回となる第6回は、ホンダの上級ブランドであるアキュラのTLXだ。

アキュラ TLX(販売地域:北米、アジアなど)

画像: 全長4850×全幅1855×全高1448mm(サイズは編集部でインチから換算)と、日本仕様のアコードより車高はわずかに低いが全長と全幅はほぼ同サイズ。

全長4850×全幅1855×全高1448mm(サイズは編集部でインチから換算)と、日本仕様のアコードより車高はわずかに低いが全長と全幅はほぼ同サイズ。

レクサスやインフィニティよりも早く、1986年に北米でホンダのプレミアム・ブランドとして立ち上がったアキュラ。TLXは2014年に新規車種として発売されたモデルで、TLやTSXの後継にあたる。

画像: コクピットもプレミアムブランド車ならではの上質感とスポーティ感を両立させた感じと言えるだろう。10ウェイパワーシートは標準装備。

コクピットもプレミアムブランド車ならではの上質感とスポーティ感を両立させた感じと言えるだろう。10ウェイパワーシートは標準装備。

日本でいえばアコードに相当し、量販が期待されるモデルでもある。ボディは溶接や加工の技術に新機軸を取り入れてクオリティアップが図られ、ジャーマンスリーなどの欧州プレミアム勢に対しての遅れを解消している。

画像: リアデッキ部は短めで、クーペ風な佇まいも見せる。ホイールベースは2776mm(編集部がインチから換算)。

リアデッキ部は短めで、クーペ風な佇まいも見せる。ホイールベースは2776mm(編集部がインチから換算)。

後輪のトーを制御するP-AWSや前後左右の駆動力配分を変化させるSH-AWDなど、ホンダ得意のハイテク・シャシ技術をふんだんに搭載している。2.4L NAエンジンには8速DCT、3.5L NAエンジンには9速ATを組み合わせるなど、多彩なパワーユニットを用意している。

画像: グラマラスかつスポーティにも感じるリアビュー。ホンダ得意のSH-AWDなどハイテクを盛り込んで活発に走る。

グラマラスかつスポーティにも感じるリアビュー。ホンダ得意のSH-AWDなどハイテクを盛り込んで活発に走る。

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