2019年9月17日〜23日、プジョー・シトロエン・ジャポンがシトロエン創立100周年イベント「シトロエン センテナリー ギャザリング」を東京・赤坂にあるアークヒルズ アーク・カラヤン広場で開催する。(タイトル写真:手前がシトロエン トラクシオンアヴァン、奥がシトロエン SM)

※2019年9月18日、メーカー発表を受けて加筆修正(クラシックカー展示日の変更)。

イベント会場では車両展示だけでなく映画上映やコラボカフェもある

フランスの自動車メーカーシトロエン、その創業者であるアンドレ・シトロエンは「10年は先んじたモデルを開発し、可能な限り永く作り続ける…」という言葉を座右の銘にしていたと言われている。

その言葉どおり、1919年に創業してから現在までの100年間でデザイン的にも技術的にも、タイムマシンに乗って来たかのような先進のモデルをいくつも世に送り出してきた。モノコックボディや前輪駆動方式を採用した1934年のトラクシオンアヴァンしかり、油圧動力機構ハイドロニューマチックを採用した1955年のDS/IDしかり。いずれも20年以上も製造された長寿モデルである。

こうしたシトロエンのレジェンドモデルたちを一堂に会するイベント「シトロエン センテナリー ギャザリング(CITROËN CENTENARY GATHERING)」が2019年9月17日〜23日の期間限定で開催される。場所は東京・赤坂にあるアークヒルズ アーク・カラヤン広場。ここにヒストリックモデルが展示される。

展示車種は前述のトラクシオンアヴァンやDSを含み…

・トラクシオンアヴァン(1951年式)
・2CV AZ(1955年式)
・2CV 6スペシアル(1990年式)
・DS 21パラス(1968年式)
・AMI 8(1978年式)
・SM(1975年式)
・GS ビロートル(1974年式)
・CX 25GTI(1987年式)
・BX 16TRS(1986年式)
・XM エクスクルーシブ(1998年式)
・エグザンティア SX(1997年式)
・タイプH(年式不明)
・C6(2008年式)
・C4カクタス(2017年式)
・5HP タイプC(1923年式)

なかでも、5HPはフランス人宣教師によって日本に持ち込まれた個体で、数奇な運命を経たバーンファインドカー(倉庫や納屋で長期間放置されたモデル)をレストアされたもの。オリジナルとは異なる、一風かわった貴重なクラシックカーなのだという。

当初はイベント期間中全日でクラシックカー展示を予定されていたが、21日(土)と22日(日)の両日だけは展示を休止とする。また、23日(月・祝)の展示開始時間は10:30〜に変更。その理由については、「ヒルズマルシェ」および「赤坂蚤の市 in ARK HILLS」開催のため、としている。

画像: 展示車両の一部。上段左からタイプH、エグザンティア、CX、GS。下段左から、ID19、2CV、C6、XM。

展示車両の一部。上段左からタイプH、エグザンティア、CX、GS。下段左から、ID19、2CV、C6、XM。

このイベント、プジョー・シトロエン・ジャポンが主催するシトロエン創立100周年を記念したもので、車両展示だけでなくシトロエンコラボのカフェやグッズ販売などもある。おもしろいのが、シトロエンモデルが出演してきた映画の上映会だ。

イベント期間中に複数の映画がモニターに映し出される。17日に「ベンジャミンバトン 数奇な人生」、18日に「ガダカ」、19日に「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」、20日に「ジャッカルの日」などと懐かしいさも感じるタイトルが並ぶ。

イベント最終日となる23日には、ヒストリックシトロエン約30台による都内パレードランも催される。代官山 蔦屋書店をスタートして原宿や表参道、銀座中央通り、外堀通り、六本木通りなどを通過して、イベント会場のアークヒルズ アーク・カラヤン広場を目指すという。

画像: 代官山 蔦屋書店をスタートするパレードランは9月23日に開催される。(イメージ画像)

代官山 蔦屋書店をスタートするパレードランは9月23日に開催される。(イメージ画像)

シトロエン センテナリー ギャザリング イベント概要

開催期間:2019年9月17日(火)~9月23日(月・祝)
開催時間:10:00~20:00(23日のみ10:30〜20:00)
メイン会場:アークヒルズ アーク・カラヤン広場(東京都港区赤坂1-12-32)
パレードラン:9月23日(月・祝)9:30~10:30
パレードランスタート:代官山 蔦屋書店 駐車場(東京都渋谷区猿楽町17-5)

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