2019年12月3日、ゼネラルモーターズ(GM)ジャパンはキャデラックのSUV、XT5とエスカレードを一部改良して発表。エスカレードは12月3日から、XT5は2020年1月1日から発売する。(タイトル写真はXT5)

装備を大幅に充実し、さらなる進化を図る

画像: XT5 プラチナム スポーツ(北米仕様)。

XT5 プラチナム スポーツ(北米仕様)。

XT5は、キャデラックのミドルサイズSUVだ。とはいえ全長は4.8m以上、全幅も1.9m以上あるから、日本ではラージサイズにも近いのだが。以前のモデルはSRXという車名だったが、キャデラックの車名体系の変更に伴い、2017年のフルモデルチェンジ時にXT5となった。日本でも2017年10月から販売されている。

今回の一部改良では、ラインアップをエレガントな外観と洗練された乗り心地の「プレミアム」と、精悍なエクステリアとスポーティな走行性能の「プラチナム スポーツ」の2グレードに変更された。とくにプラチナム スポーツはフロントグリルなど各所にダークなカラーリングを施し、アルミスポーツペダルやパドルシフトなどを専用装備し、スポーツチューンドAWDやアクティブダンピングサスペンションを搭載している。

画像: XT5 プレミアム(北米仕様)。

XT5 プレミアム(北米仕様)。

パワートレーンは314psと368Nmを発生する3.6LのV6 DOHC。ミッションは新設計の9速トルコンATと組み合わされる。エンジン負荷が低いときは4気筒で可動するアクティブフューエルマネージメントも採用している。

車両価格(税込)は、プレミアムが650万円、プラチナム スポーツが785万円。ハンドル位置は、いずれも左のみ。

画像1: エスカレード プラチナム。

エスカレード プラチナム。

エスカレードは、キャデラックのフラッグシップSUVだ。現行型は4代目にあたり、日本には2015年2月から導入されている。今回の一部改良で、ラインアップはエスカレード プラチナムと、特別仕様車のエスカレード スポーツエディションの2グレードになった。

主な改良点は、リアシート用エンターテインメント内蔵デュアルディスプレイを廃止したこと。オーバーヘッドスクリーンは継続装備する。また、エスカレード スポーツエディションではボディカラーにシルバーグレー基調のサテンスティールメタリックを新たに追加した。

426psと623Nmを発生する6.2LのV8 OHVに8速トルコンATを組み合わせるパワートレーンのスペックなどに変更はない。車両価格(税込)は、エスカレード プラチナムが1377万円、エスカレード スポーツエディションが1416万円。ハンドル位置はいずれも左のみ。

画像2: エスカレード プラチナム。

エスカレード プラチナム。

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