2020年4月2日、BMWジャパンはコンパクトハッチバックの1シリーズに、2L直4ディーゼルターボエンジンを搭載したグレード「118d」を追加した。車両価格は385万円〜451万円。

左右2本出しエキゾーストエンドがパワフルさを演出

BMWのコンパクトハッチバック、最新の1シリーズは従来のFR駆動からFF駆動へ転向したことで話題になっているが、これに伴う車内空間の拡大や、最新制御システムの採用により従来を超える俊敏性を獲得したことでも知られる。また、天才バカボンのキャラクターを使ったテレビCMを見たことがある人も多いことだろう。

この新型1シリーズに、ディーゼルターボエンジンを搭載した「118d」が追加で設定された。グレード展開は「118d プレイ エディションジョイ+」の385万円から、「118d Mスポーツ」の451万円まで4種類用意され、いずれも8速右ハンドル仕様となる。

画像: 3気筒エンジンを搭載したガソリンモデルは1本出しのエキゾーストエンドだが、この118dでは左右2本出し。

3気筒エンジンを搭載したガソリンモデルは1本出しのエキゾーストエンドだが、この118dでは左右2本出し。

搭載されるエンジンは、コンパクトSUV「X2」にも採用されている2L直4ディーゼルターボで、150ps/350Nmを発生する。また、エンジン低回転域でもターボを効果的に稼働できる2ステージターボチャージャーを採用することによって、最大トルクを1750−2500rpmの領域で発生できるようになっている。

またエンジンへ燃料を供給するインジェクションシステムを刷新、燃料噴射圧力を高めることでより効率的でクリーンな燃焼を可能にしたという。8速ATを組み合わされて、燃費はWLTCモードで16.7km/L、軽油の価格と合わせてランニングコストを抑えられるメリットもある。

運転支援システムは、レーンチェンジウォーニングや後部衝突警告機能などを追加されたドライビングアシストを標準装備。また、狭い袋小路に入ってしまった時に便利な機能で、前進してきた直近50mの軌跡を記憶し、その軌跡通りに後退するときにハンドルを自動操作してくれる「リバースアシスト」を含む、パーキングアシストも標準装備する。

BMW 118d 車両価格

118d プレイ エディションジョイ+:385万円
118d Mスポーツ エディションジョイ+:423万円
118d プレイ:413万円
118d Mスポーツ:451万円
※すべて右ハンドル仕様

BMW 118d 主要諸元

●全長×全幅×全高=4335×1800×1465mm(Mスポーツの全長は4355mm)
●ホイールベース=2670mm
●車両重量=1490kg
●エンジン=直4 DOHCディーゼルターボ
●総排気量=1995cc
●最高出力=150ps/4000rpm
●最大トルク=350Nm/1750-2500rpm
●駆動方式=FF
●トランスミッション=8速AT

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