現行型ロードスター(ND)の特別・限定・追加モデルなどを紹介するこの企画の第3弾は、2017年1月に期間限定色として登場した「クラシックレッド ロードスター」だ。

初代ロードスターのイメージカラーが復刻

画像: 初代ロードスターのイメージカラーが復刻

1989年2月のシカゴモーターショーで、初代ロードスターを世界初公開したときにメインカラーとして披露されたボディカラーが「クラシックレッド」だ。くすみのない鮮やかな色合いの「クラシックレッド」は、ロードスターを代表するボディカラーとして親しまれてきた。そのボディカラーが2017年1月13日〜同年2月28日という期間限定で現行型NDロードスターに復活した。

現行型となる4代目ロードスターのメインカラーといえば、「ソウルレッドクリスタルメタリック」。深みと光沢のあるワインレッドのようなボディカラーは、まるでアートのようなロードスターの造形を美しく体現している。6万6000円(2020年5月現在)という特別色ながら非常に人気が高いのも当然だろう。

マツダ独自の水性塗装システムで忠実に復元した

画像: マツダ独自の水性塗装システムで忠実に復元した

しかし、初代ロードスターからのファンにしてみれば、「クラシックレッド」のロードスターは、「決して色褪せることのない憧れのカラー」のような存在でもある。それが現行型ロードスターで復刻されるとあって、ロードスターファンの間で、大いに盛り上がったことは記憶に新しい。しかも特別色ながら3万2400円(発売当時)という魅力的な価格も話題になった。

ロードスターの誕生から28年経った2017年、マツダは「クラシックレッド」を最新の水性塗装技術「アクアテック塗装(マツダ独自の水性塗装システム)」で忠実に復元した。この「アクアテック塗装」は、塗装工程の革新によって、塗料やエネルギーなどの資源効率を飛躍的に向上させ、トレードオフの関係にあるVOC排出量とCO2排出量の同時削減を実現したマツダ独自の水性塗装システムだ。

クラシックレッドを身にまとった新旧ロードスターのツーショット写真は、「ロードスターの歴史に残る名シーン」と言っても過言ではないだろう。登場から3年が経ったが、クラシックレッドのNDロードスターは「希少価値の高いロードスター」として、ファンの間で長く愛され続けるだろう。

期間限定カラー

2017年1月13日〜同年2月28日

特別色価格

3万2400円(発売当時)

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