FIAとプロモーターのリバティメディアは、2020年F1シーズンの新しいスケジュールを近日中に発表することを明らかにした。一部のグランプリは開催に前向きで、新しい開幕戦候補はイギリスかオーストリアが有力となっている。(写真は2019年イギリスGP)

開催できたとしても2020年シーズンは全10戦程度か

新型コロナウイルス感染拡大により、開幕戦オーストラリアGPが中止、その後のグランプリも中止あるいは延期となり、現在F1グランプリ開催の目処はまったく立たない状況となっている。

そんな中で、FIAとプロモーターのリバティメディアが開催に関する情報をリリース。一部では7月の開幕に向けて動き出しているという噂もあり、開幕戦の候補として、イギリスとオーストリアが挙がっている。

ただし、状況はまだ予断を許さず、国によっては大規模イベントを禁止しているので、開催はそう簡単なことではなく、開催できたとしても全10戦程度、しかも無観客レースとなる可能性もある。

10月11日に開催が予定されていた日本GPは、開催に向けての準備が進められているものの、このままの日程で開催することは難しい状況。チケット販売も延期されている。まずはヨーロッパラウンドの日程が確定してからということになりそうだ。

画像: 2019年日本GP。2020年は10月11日に決勝レースが開催されることになっているが、実際にはスケジュールは白紙状態。

2019年日本GP。2020年は10月11日に決勝レースが開催されることになっているが、実際にはスケジュールは白紙状態。

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