2020年6月8日、BMW(ビー・エム・ダブリュー)はコンパクトSUVのX2に、ディーゼルエンジンを搭載した新グレードX2 xDrive20dを追加して発売した。車両価格は536万円〜561万円。

190psを発生しWLTCモード燃費は14.5km/Lの低燃費

SUVとクーペのクロスオーバーモデルをBMWではSAC(スポーツアクテビティクーペ)と呼び、ラージサイズのX6からミドルサイズのX4、そしてコンパクトサイズのX2をラインアップしている。

そのなかでも2018年4月に日本デビューしたX2は全高1535mmと、同じジャンルであるX4(全高1620mm)やX6(同1695mm)などと比較するとかなり低重心で、ハッチバックに近いシルエットをもつ。また、ルーフ後端をあまり絞り込まないデザインにより、後席の居住性を確保するように配慮されていることも特徴のひとつだ。

現在X2はガソリンエンジンを3種類、1.5L直3ターボ(140ps/220Nm)と2L直4ターボ(192ps/280Nm)、2L直4ターボ(306ps/450Nm)を用意し、さらにディーゼルエンジンは2L直4ディーゼルターボ(150ps/350Nm)の1種類を用意している。今回、このラインアップにハイパワーなディーゼルを搭載した「X2 xDrive20d」を追加してきた。

画像: X2の全高は1535mmと日本の立体駐車場の多くに対応、全長も4375mmと取り回しやすいサイズ感だ。

X2の全高は1535mmと日本の立体駐車場の多くに対応、全長も4375mmと取り回しやすいサイズ感だ。

新グレードは既存のX2 xDrive18dよりも40ps/50Nm高められて、最高出力は190ps/4000rpm、最大トルクは400Nm/1750〜2500rpmを発生する。8速ATを介して4輪に駆動力を配分され、オフロードはもちろんだがオンロードでの走行安定性を高められている。またWLTCモードでの燃費は14.5km/Lで、パワフルさと高効率を併せ持つモデルといえそうだ。

さらに、衝突回避・被害軽減ブレーキを含む先進の安全運転支援システム「ドライビングアシスト」も標準装備。好天下ではもちろん悪天候下でも、先行車両の急停止や飛び出しなどの危険を察知して警告、安全運転をサポートしている性能を持つ。しかも、この衝突回避・被害軽減ブレーキは「セーフティーサポートカー(サポカー)」として、補助金対象モデルに認定されているという。

BMW X2ラインアップ

sDrive18i:451万円
sDrive18i Mスポーツ X:496万円
xDrive18d Mスポーツ X エディションジョイ+:527万円
xDrive18d Mスポーツ X:552万円
xDrive20i Mスポーツ X:531万円
xDrive20d Mスポーツ X エディションジョイ+:536万円(※)
xDrive20d Mスポーツ X:561万円(※)
M35i:701万円
すべて右ハンドル仕様。(※)は追加グレード。

BMW X2 xDrive20d 車両諸元

●全長×全幅×全高=4375×1825×1535mm
●ホイールベース=2670mm
●車両重量=1680kg
●エンジン= 直4 ディーゼルターボ
●排気量=1995cc
●最高出力=190ps/4000rpm
●最大トルク=400Nm/1750−2500rpm
●駆動方式=4WD
●トランスミッション=8速AT

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