2020年6月15日、フォルクスワーゲングループジャパンはブランドロゴの新デザインを日本市場で導入することを発表した。

新ロゴ採用と同時に、公式ホームページも刷新

2019年9月にドイツで開催されたフランクフルトモーターショー(IAA)で、フォルクスワーゲンは電気自動車ブランド「ID.」の第一弾となる「ID.3(アイディ.スリー)」を発表した。EV専用プラットフォーム「MEB」をもとに開発されたコンパクトハッチバックで、現在、欧州ではすでに量産体制に入り、販売も行われている。

フォルクスワーゲンによる電動化戦略が新たな局面を迎えたこの発表と同時にもうひとつ、ブランドロゴをこれまでの立体的なデザインから、シンプルかつフラットな二次元デザインに変更することがアナウンスされていた。電動化やコネクティッド、そしてカーボンニュートラルの実現に向けた「New Volkswagen」の幕開けを意味しているという。

ムダを削ぎ落としたかのような新しいロゴは「ID.3」や、これに続く電動SUV「ID.4」、さらには次期ゴルフ(VIII)などに採用され、こうしたニューモデルは順次日本にも導入されることになる。

画像: 青(濃紺)と白、水色の三色を組み合わせた新しいロゴが使用される。

青(濃紺)と白、水色の三色を組み合わせた新しいロゴが使用される。

これに先駆けて2020年6月15日、日本市場における公式ホームページを刷新、正規販売店でもこのロゴを順次採用していくことが発表された。自発光式のような光による演出も取り入れられて、車両だけでなく販売の現場でブランドを演出するためのライティングとして積極的に使われるという。

またカラーリングも多彩で、青(濃紺)と白によるコントラストの強い組み合わせだけでなく、さらに水色も含めた他のバリエーションも用意されているという。これまでになかった大胆な表現方法には、新しいフォルクスワーゲンが感じられる。

フォルクスワーゲンのチーフデザイナーであるクラウス・ビショフ氏は今回の狙いについて、「eモビリティをエモーショナルに表現するために、ニューブランドデザインを使った、新たなコミュニケーションプラットフォームを作成しました。【デジタルファースト】と【フィルター加工なし】をモットーに、未来のフォルクスワーゲンを表現しようとしたのです」としている。

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