2020年7月13日、メルセデス・ベンツ日本はVクラス(Mercedes-Benz V class/V220d)の一部改良を発売した。車両価格は781万円〜831万円となる。

先進装備の標準化で、Vクラスの利便性や安全性を向上

ドイツプレミアムブランドのひとつ、メルセデス・ベンツがラインアップするワンボックスタイプのミニバン「Vクラス」には、全長4905mmの標準ボディ以外にふたつのサイズが用意されている。全長を245mmストレッチさせた5150mmの「ロング」、そしてホイールベースを230mm伸ばした3430mm/全長を465mm伸ばした5370mmの「エクストラロンング」だ。いずれも2.2L 直4 ディーゼルターボ(163ps/380Nm)エンジンと7速ATを組み合わせて搭載している。

このVクラスが2020年7月13日に一部改良を受けて発売された。今回の変更点は主に先進装備を標準装備としたことで、走行安全性や操作性、利便性を高めている。

画像: 2019年10月にエクステリアデザインの変更をともなうマイナーチェンジを受けたばかりのメルセデス・ベンツ Vクラス。今回の一部改良でさらに安全性を向上させてきた。

2019年10月にエクステリアデザインの変更をともなうマイナーチェンジを受けたばかりのメルセデス・ベンツ Vクラス。今回の一部改良でさらに安全性を向上させてきた。

まず安全運転支援システム レーダーセーフティパッケージを標準装備した。カメラとレーダーセンサーによって先行車との車間距離を維持/停止まで自動で行う「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や、先行車、歩行者などとの衝突を感知/警告、そして必要に応じてブレーキ制動力を高めたりシートベルトの巻き上げ、自動緊急ブレーキの作動など衝突被害軽減をサポートする「アクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)」などを含んでいる。このほかにもブラインドスポットアシストやレーンキーピングアシストなども装備した。

もうひとつはMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)の標準装備だ。人工知能・学習機能を持つ対話型インフォテインメントシステムで、「Hi,メルセデス」をキーワードに起動し、エアコン設定やナビの目的地設定、オーディオ設定などを音声で操作できるシステムである。またこれにはセンターコンソール上部に配置される10.25インチのワイドスクリーンもセットとなっている。

メルセデス・ベンツ Vクラス 車両価格

V220d(右):781万円
V220d アバンギャルド ロング(右):805万円
V220d アバンギャルド エクストラロング(右):831万円

This article is a sponsored article by
''.