2020年9月4日、SUBARU(スバル)はコンパクトなクロスオーバーSUVのXVを大幅改良し、10月8日に発売する。

プラズマイエロー・パールをボディカラーに新設定

スバル レガシィツーリングワゴンをベースとしたアウトバックやランカスターなどと同じ手法で、5ドアハッチバックのインプレッサをリフトアップして最低地上高を確保、さらにフェンダーやバンパーなどにオフローダーをイメージさせるボディパーツを装着するなど、クロスオーバーSUVとして誕生したXV。現行型は2016年のインプレッサスポーツのフルモデルチェンジからおよそ半年後となる2017年5月に発売された3代目となる。

このXVの大幅改良が2020年9月4日に発表され、10月8日に発売となる。変更内容はグレードによって異なるが、内外装のブラッシュアップや足まわりのセッティング、変速制御の変更などが行われている。

フロントマスクはバンパーやグリルなどのデザイン変更が大きい。バンパー下部にある艶消しブラックのパーツをより大きくし、SUVらしいく力強い印象になった。これにともなって、スバル車に共通する六角形グリルはその形を少し小型化しているようだ。

また17インチと18インチのアルミホイールは新しい意匠に変更され、デザインを強調する切削光輝加工が施されている。ボディカラーに鮮烈な黄色「プラズマイエロー・パール」が追加されたこともトピックだ。

画像: スバル XVの大幅改良で追加されたボディカラー「プラズマイエロー・パール」。

スバル XVの大幅改良で追加されたボディカラー「プラズマイエロー・パール」。

一方の走行性能の面ではサスペンションを改良することで、インプレッサのスポーツ性を残しつつ、SUVらしいしなやかさを両立させているという。またハイブリッドパワーユニットであるe-BOXERを搭載したグレードでは、SI-DRIVEと連動するアダプティブ変速制御「e-アクティブ シフトコントロール」を新たに採用した。コーナリングや下り坂などで、その状況に適したエンジン回転数やモーターアシストを行うことでスポーティさを強調するという。

安全性向上のため、メーカーオプションとして「フロントビューモニター」を設定。見通しの悪い交差点や駐車場からの発進時などでドライバーの視界をサポートしてくれる。

ちなみに、スバル車は年次改良を行いデビューした1年目はA型、2年目はB型と進んでいく。これまで4年目となるD型で大幅改良を施されるケースが通例となっているが、このXVはE型での実施となった。異例とも思われたが、これには理由がある。XVは現行インプレッサ(A型)の派生モデルにあたり、デビュー時はその改良モデルのB型として発売されたからだ。D型ではないものの通例どおり4年目での大幅改良というわけである。

スバル XV ラインアップ

1.6i アイサイト(1.6L水平対向4気筒):220万円
1.6i-L アイサイト(1.6L水平対向4気筒):233万2000円
2.0e-L アイサイト(2L水平対向4気筒+モーター):265万1000円
2.0e-S アイサイト(2L水平対向4気筒+モーター):287万1000円
Advance(2L水平対向4気筒+モーター):292万6000円
※すべて、トランスミッションはCVT、駆動方式は4WD

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