2020年9月29日、マクラーレン オートモーティブの最新モデル、765LTの最初のカスタマー オーダー分の生産が開始された。2020年の生産分はすでに完売している。

0→200km/h加速とゼロヨン加速は想定値を超える

795LTはマクラーレンのスーパーシリーズ最高峰モデルとして限定生産される。ドライバーとの一体感や極限にまで削り落とされた車両重量、サーキット指向のダイナミクス、最適化されたエアロダイナミクス、増強されたパワーなど、伝統の「LT」の特質をすべて体現している。

画像: 720Sよりも全長を57mm長くして空力性能を追求している。

720Sよりも全長を57mm長くして空力性能を追求している。

LT(ロングテール)の名称どおり、スーパシリーズのトップモデルだった720Sより全長は57mm長くして空力性能を追求している。軽量化も図られ、720Sより80kgもの車重削減に成功して最低乾燥重量は1229kgを達成している。

ミッドシップ搭載される4.0LのV8ツインターボエンジンは、最高出力765psと最大トルク800Nmを発生。0→100km/h加速は想定どおり3秒を切り、しかも0→200km/h加速は目標を0.2秒上回るわずか7.0秒を記録。0→400m加速も想定を超えた9.9秒を記録した。

マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が仕様を決定した「ストレータ」など、革新的で複雑なペイントを施された最初の数台もオーナーに提供される。

なお、車名のとおり765台の限定生産となる765LTだが、個別にナンバリングされた765台のみをオーダー順に生産している。2020年の生産分はすでに完売しており、2021年分も限定台数を超える関心が寄せられているという。

画像: サーキット指向のダイナミクスを追求したマクラーレン 765LT。

サーキット指向のダイナミクスを追求したマクラーレン 765LT。

マクラーレン 765LT主要諸元

●全長×全幅×全高:4600×1930×1193mm
●ホイールベース:2670mm
●車両重量:1339kg(フルード類+燃料90%)
●エンジン種類:V8 DOHCツインターボ
●排気量:3994cc
●最高出力:563kW<765ps>/7500rpm
●最大トルク:800Nm<87.8kgm>/5500rpm
●駆動方式:縦置きMR
●最高速度:330km/h
●0→100km/h加速:2.8秒
●0→400m加速:9.9秒
●EU複合燃費:12.3km/L
●タイヤサイズ:前245/35R19、後305/30R20
●税込み車両価格:4450万円

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