2020年11月5日、ホンダは上級ミニバンのオデッセイをマイナーチェンジして11月6日に発売すると発表した。(タイトル写真は、長 毅[ちょう つよし]ラージプロジェクトリーダー)

強さを感じるフロントフェイスに。インテリアの質感も向上

画像: ダーククロームの大型グリルや薄型ヘッドランプなど、フロントまわりはデザインを一新して強さを感じさせる顔つきとなった。

ダーククロームの大型グリルや薄型ヘッドランプなど、フロントまわりはデザインを一新して強さを感じさせる顔つきとなった。

オデッセイは、1994年にデビューした初代がミニバンブームのルーツとなった、ホンダの上級ミニバンだ。現行型は2013年にデビューした5代目で、登場以来7年になるが、今回のマイナーチェンジはかなり大がかりなものとなっている。

エクステリアでは、前後バンパーまわり、ヘッドランプ&リアコンビランプ、エンジンフード、フェンダーなどのデザインを変更。厚みのあるフードに押し出し感のある大型グリル、薄型のLEDヘッドランプを採用し、フロントフェイスは力強さを感じさせるものとなった。リアコンビランプもLEDで立体的なデザインとなり、また流れるウインカーも採用している。

画像: インパネは金型から変更して横基調のシンプルなデザインに変更された。カーナビのモニターは10インチと大型だ。

インパネは金型から変更して横基調のシンプルなデザインに変更された。カーナビのモニターは10インチと大型だ。

インテリアも、インパネは金型から変更されて新しいデザインとなった。メーターのデザインも変更され、左半分が7インチのフルカラー液晶パネルとなり、多彩な情報を表示できる。また運転席まわりなどに収納スペースを増やしている。

快適装備では、ドアノブに触れなくても流れるLEDの光に手をかざすとスライドドアが開閉できるジェスチャーコントロール パワースライドドアを日本初採用。予約ロックやハンズフリー パワーテールゲートなども設定されている。

画像: 日本初採用のジェスチャーコントロール パワースライドドアのイメージ。

日本初採用のジェスチャーコントロール パワースライドドアのイメージ。

今回のマイナーチェンジでは、パワートレーン系は細かなアップグレードは行われているが、パワースペックに変更はない。ただし、直噴エンジンはフェードアウトし、2.4L DOHC i-VTECと、2.0L DOHC i-VTEC+2モーターのハイブリッド「e:HEV」の2種になった。駆動方式は、e:HEVはFFのみだが、エンジン車は4WDも選択できる。

車両価格(税込)は、以下のとおり。なお、今回のマイナーチェンジで、オデッセイはアブソルートのみのラインアップとなった。

アブソルート・8人乗り(FF/4WD):349万5000円/371万5000円
アブソルート・7人乗り(FF):358万3000円
アブソルート EX・7人乗り(FF):381万5000円
アブソルート EX・8人乗り(4WD):392万9400円
e:HEV アブソルート・8人乗り:419万8000円
e:HEV アブソルート・7人乗り:428万6000円
e:HEV アブソルート EX・7人乗り:458万円

画像: オデッセイ e:HEVアブソルート・7人乗り(ボディカラーは、プラチナホワイト パール)。

オデッセイ e:HEVアブソルート・7人乗り(ボディカラーは、プラチナホワイト パール)。

オデッセイ e:HEV アブソルートEX 主要諸元

●全長×全幅×全高:4855×1820×1695mm
●ホイールベース:2900mm
●車両重量:1930kg
●パワートレーン種類:直4 DOHC+2モーター
●排気量:1993cc
●エンジン最高出力:107kW<145ps>/6200rpm
●エンジン最大トルク:175Nm<17.8kgm>/4000rpm
●モーター最高出力:135kW<184ps>/5000-6000rpm
●モーター最大トルク:315Nm<32.1kgm>/0-2000rpm
●駆動方式:横置きFF
●WLTCモード燃費:19.8km/L
●タイヤサイズ:225/50R18
●車両価格(税込み):458万円

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