11月7、8日に栃木県ツイインリンクもてぎで開催されたスーパーGT選手権第7戦のGT500クラスで、予選2番手からスタートしたARTA NSX-GTが勝利。2位にModulo NSX-GT、3位にはRAYBRIG NSX-GTと表彰台を独占するだけではなく、出走したNSX-GT全5台がトップ5に入賞する快挙を達成した。

Modulo NSX-GTが2度目のPP

第7戦となるツインリンクもてぎでは1万3500人が記名要の全席指定前売りチケットを購入、当日券は販売しないなど感染対策を講じた有観客での開催となった。

土曜日の予選では64号車Modulo NSX-GTが今季2度目のポールポジションを獲得。2番手に8号車ARTA NSX-GT、3番手に100号車RAYBRIG NSX-GTと、予選トップ3をNSX勢が占めた。そして翌日曜日、63周の決勝レースがスタート。まずはポールの64号車NSXが大きくリードし、それに8号車、100号車のNSXが続き周回を重ねる。

画像: もはやダンロップタイヤのパフォーマンスを疑う者はいない、圧巻のポールタイム。

もはやダンロップタイヤのパフォーマンスを疑う者はいない、圧巻のポールタイム。

画像: 64号車スタートドライバーの大津弘樹はハイペースで周回する。

64号車スタートドライバーの大津弘樹はハイペースで周回する。

ARTA NSX-GTがトップに立つ

しかし10周目、徐々にペースの落ちた64号車NSXを8号車NSXが捉えトップが交代する。そして8号車ARTA NSX-GTが後続を引き離し独走状態に持ち込む一方、64号車はこの後100号車NSX、38号車ZENT GR Supraらに抜かれ4位に後退。タイヤのパフォーマンス低下が顕著となると64号車NSXは規定周回の22周を終えるとすぐにピットへ向かう。

またトップ独走の8号車NSXも同じタイミングでピット作業を終えていた。すると直後の23周目、GT300マシンのトラブルによりSC導入となり、この時点でトップを走行する100号車NSXを先頭に隊列が編成される。

画像: 満を持してトップに立つ8号車野尻智紀、ベテランのように老獪なレース運び。

満を持してトップに立つ8号車野尻智紀、ベテランのように老獪なレース運び。

画像: 100号車牧野任祐はこの後に絶妙なリスタートを見せた。

100号車牧野任祐はこの後に絶妙なリスタートを見せた。

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