2020年11月19日、ホンダは新型N-ONEを発表。ターボエンジンと6速MTを組み合わせた「RS」を中心に、そのディテールを写真で紹介しよう。

往年の名車「N360」のイメージはそのまま継承

1960年代に人気を集めた、ホンダ乗用車の原点であるN360をモチーフにしたスタイルは、新型N-ONEにも継承された。それもそのはず、ボディパネルは従来型と共用している。バンパーやグリル、ランプ類のデザインを変更して、勢いや安定感を感じさせるスタイルとなった。

だが、プラットフォームは一新され、現行型N-BOXなどで定評のあるセンタータンクレイアウトを採用した第2世代Nシリーズ用の新プラットフォームとなった。パワートレーンもN-WGNなどに搭載されている第2世代のものだ。ここで紹介しているRSでは、軽自動車初のFFターボと6速MTが組み合わされている。

インテリアは、伸びやかなデザインのインパネに、視認性の高いメーターや操作しやすいスイッチ類を配置。フロントシートはセパレートタイプに変更された。

先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」は全車に標準装備。しかも、非装着車は設定されない。グレードは、オリジナル、プレミアム/プレミアム ツアラー、そしてRSとシンプルな構成となっている。

N-ONE RS 主要諸元

●全長×全幅×全高:3395×1475×1545mm
●ホイールベース:2520mm
●車両重量:840kg
●エンジン種類:直3 DOHCターボ
●排気量:658cc
●最高出力:47kW<64ps>/6000rpm
●最大トルク:104Nm<10.6kgm>/2600rpm
●トランスミッション:6速MT
●WLTCモード燃費:21.6km/L
●駆動方式:横置きFF
●タイヤ:165/55R15
●車両価格<税込み>:199万9800円

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