2020年12月17日、フォルクスワーゲングループジャパンはコンパクトな5ドアハッチバックのポロを一部改良。新世代インフォテイメントシステムの搭載や、量販グレードの仕様向上が図られている。

「VW」エンブレムは新デザインに変更

2018年3月に6代目へとフルモデルチェンジしたフォルクスワーゲン ポロ。全幅が従来より65mm拡大して1750mmの3ナンバーサイズになったことを注目されがちだが、ホイールベースを80mm延長されたことによりキャビンスペースを大きく拡大、かつてのゴルフに迫る居住性を獲得したモデルでもある。

このコンパクトハッチバックに一部改良が施されることが2020年12月17日に発表された。注目のポイントは全グレードに新世代インフォテイメントシステムの標準装備と、量販グレードにあたるTSIトレンドラインとTSIコンフォートラインへの機能装備を多く追加したことだといえそうだ。

新世代の純正インフォテイメントシステム「Ready 2 Discover」はすべてのグレードに標準装備されるもので、8インチタッチパネルと通信モジュール(eSIM)内蔵するオーディオシステムだ。常時オンライン化と「We Connect」との連携によって、車両関連サービスをスマホで受け取ることができるという。

また、これにSSDカーナビシステムを組み合わせた「Discover Media」も用意される。こちらはTSIトレンドラインを除く全グレードにオプション設定となる。

画像: 写真はTクロスに搭載されている「Discover Media」。8インチ画面のカーナビに通信モジュール(eSIM)を組み合わせている。

写真はTクロスに搭載されている「Discover Media」。8インチ画面のカーナビに通信モジュール(eSIM)を組み合わせている。

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