レクサスESは2018年に初めて国内に導入されたモデルだ。北米では1989年に導入されたレクサスLSとともに、同ブランドの核となってきた。初代からプレミアムセダンとしての居住性と走りを評価されてきたが、2018年登場の現行型では世界初のデバイスとしてデジタルアウターミラーも注目された。2020年8月にはマイナーチェンジを受け装備をさらに充実させている。今回、最新のES300h Fスポーツに試乗した。

レクサスの中核を担うES。FFプレミアムセダンとして高い評価を得る

レクサスESは、2018年に日本に初導入されたモデルとなる。北米では、レクサスブランド展開が始まった1989年に初代ESが導入されている。これは国内ではトヨタ カムリプロミネント4ドアハードトップに当たる。2代目から4代目のESは、国内ではトヨタ ウインダムとして販売されていた。5代目、6代目のESは海外市場専用モデルとなり馴染みが薄くなるが、2018年の7代目から日本に導入ということになった。

レクサスのセダンの中では唯一のFF車となるが、エクステリアからはそれを感じさせる部分はあまりない。どちらかというとFR的なワイド&ローなプロポーションといえる。トヨタのDセグメント以上のFF車に採用されるGA-Kプラットフォームの重心の低さ、フロントピラーの後方配置、リアピラー傾斜の処理など、巧みな造形でそれを実現している。

画像: FFを感じさせないエクステリアと、横置きエンジンのメリットを最大限に生かした広い居住スペースがレクサスESの特徴だ。

FFを感じさせないエクステリアと、横置きエンジンのメリットを最大限に生かした広い居住スペースがレクサスESの特徴だ。

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