2021年1月7日、メルセデス・ベンツ日本は、ミドルクラス SUVの「GLC」にEQ POWER(プラグインハイブリッド)の4WDモデル「GLC350 e 4MATIC」を設定して予約受注を開始した。デリバリーは2021年4月以降の予定だ。(写真はすべて本国仕様のものです)

2L 直4ターボエンジンに最新世代のプラグインハイブリッド システムを採用

画像: 外観上は、ほかのGLCモデルと大きく変わらない。

外観上は、ほかのGLCモデルと大きく変わらない。

GLCは、メルセデス・ベンツのプレミアム ミドルクラス SUVだ。ルーツは2008年に発表されたGLKだが、2015年のフルモデルチェンジ時にメルセデス・ベンツの車名体系の変更に伴い、GLCとなる。日本では2016年に発売され、2019年にマイナーチェンジされている。

GLCのプラグインハイブリッド車は、日本でもマイナーチェンジ前のモデルにも設定され、マイナーチェンジ後は2020年4月にGLCクーペに設定されていたが、今回はSUVモデルにも設定された。パワートレーンはGLCクーペ同様、最高出力211ps(155kW)と最大トルク350Nmを発生する2Lの直4ターボエンジンに、最新世代のプラグインハイブリッド システムを組み合わせている。

マイナーチェンジ前のモデルよりリチウムイオンバッテリーの蓄電容量をアップした13.5kWhのものを搭載。これによりモーターアシストが向上し、システム総合の最高出力は320ps(235kW)、最大トルクは700Nmを発生する。130km/hまではモーターのみで走行が可能で、フル充電ならモーターのみの走行可能距離は46.83km(EV走行換算距離)を達成している。

画像: 2Lの直4ターボエンジンに、リチウムイオンバッテリーとモーターを組み合わせる。

2Lの直4ターボエンジンに、リチウムイオンバッテリーとモーターを組み合わせる。

GLC350 e 4MATICでは、プレッシャーポイント機能付きのインテリジェント アクセルペダルを採用している。プレッシャーポイント機能はEV走行モードの際、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせ、無駄なエネルギーの消費を抑えるドライビングを実現する。

また、ユーザーには6.0kW(30A)対応の交流普通充電器本体を無償提供するほか、設置にかかる費用負担を軽減するため10万円のサポートを実施し、短時間での充電によるユーザーの利便性を向上している。さらに、充電サービス「メルセデス ミー チャージ」に、普通充電器(AC)が定額で利用できる「メルセデス ミー チャージ AC」を新たに導入した。月額基本料金3000円(税込)を支払えば、全国にあるNCS(合同会社日本充電サービス)加盟の普通充電器(AC)を無料で利用できる。

ほかのGLCモデルと同様、新型の自然対話式音声認識機能を備えた対話型インフォテインメントシステムの「MBUX」や、最新世代の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」などは標準装備している。

車両価格(税込)は、899万円。ハンドル位置は、右のみとなっている。

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