三菱自動車工業(以下、三菱)は、新型アウトランダーを太平洋標準時の2021年2月16日午後3時(日本時間2月17日午前8時)にオンラインで発表する。これに先立ち、開発背景シーンの一部を公開した。

まずは北米から、順次グローバルに展開を予定

新型アウトランダーに関しては、2020年12月にデザインの一部が公開された。今回は、太平洋標準時の2021年2月16日午後3時(日本時間2月17日午前8時)にオンラインで発表すると正式にアナウンスされた。

まずは米国、カナダ、プエルトリコ、をはじめとして、グローバルに順次展開される計画だ。これに先立ち、最新の車両統合制御システムであるS-AWC(スーパー オールホイール コントロール)を搭載した新型アウトランダーの開発背景シーンの一部を公開した。

画像: The All-New OUTLANDER: Tested To Be Tough www.youtube.com

The All-New OUTLANDER: Tested To Be Tough

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ボディはカモフラージュされているが、シルエットはハッキリとわかる。ダイナミックシールドを採用したフロントマスクやヘッドランプなども(一部はダミーかもしれないが)、なんとなく見えてきた。

新型アウトランダーは、さまざまな機構や路面条件で試験を繰り返すことで走行性能を磨き上げている。サイズは従来型よりアップされ、大胆なスタイリングと高い走破性を実現しているという。噂されているように、2019年の東京モーターショーでも公開されたコンセプトモデル「エンゲルベルク ツアラー」をインスパイアしたスタイルになるのだろうか。

画像: テストコースを疾走する新型アウトランダー。

テストコースを疾走する新型アウトランダー。

商品コンセプトは「威風堂々」。パジェロ/モンテロ(パジェロの輸出仕様名)から受け継ぐ本格的な4輪制御技術、そしてWRCやパリ〜ダカールなどのラリーを通じて培ってきた三菱の走りのDNAを注ぎ込み、新型クロスオーバーSUVとして高い操縦性と走破性を追求している。

開発を主導する本多謙太郎 セグメント チーフ ビークル エンジニアは、
「三菱自動車がラリーを通じて培ってきたオンロードとオフロードの走りのノウハウを、新開発のプラットフォームと当社の強みである四輪駆動制御に投入し、安全・安心の走りに磨きをかけています。また、路面状況に合わせて運転モードを選択することで、誰でもどこでも安心して走行いただける、新開発のドライブモードセレクターを採用しました。走行性能を向上した新型アウトランダーにぜひ、ご期待ください」と語った。

日本仕様については導入時期も含めて未発表だが、北米などよりは少し遅れて発売されるだろう。なお、PHEVモデルは2022年以降の発表になるようだ。まずは、2月17日のオンライン発表を楽しみに待つことにしよう。

画像: 雪原でテスト走行中の新型アウトランダー。

雪原でテスト走行中の新型アウトランダー。

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