2021年3月4日、カーナビやドライブレコーダーでお馴染みのJVCケンウッドがウイルスと臭いを抑制する低濃度オゾン発生器2モデルを発表、3月上旬から順次発売することがあきらかになった。新型コロナウイルス感染拡大に対応して、JVCケンウッドは抗菌・抗ウイルス トランシーバーなどを開発しているが、この除菌消臭効果のある低濃度オゾン発生器も大きな注目を集めそうだ。

一般的なものよりも約5倍の低濃度オゾンやイオンを生成

今回発表されたJVCケンウッドの低濃度オゾン発生器は、多重リング式を採用したコロナ放電により低濃度オゾンとイオンを効果的に生成することで、ウイルスと臭いを抑えることに成功したという。受電極の形状を一般的な円筒状や板状ではなく同心円状の多重リングに配置したのがポイントで、これにより同時多重的、連鎖的な放電が可能となり、これまでの一般的なものよりも約5倍の低濃度オゾンやイオンが生成されるという。

しかも、強力なイオン風によって空間に低濃度オゾンとイオンが放出されるので、ファンの必要がなく、静かに快適な使用が可能なのも特徴で、月1〜2回の乾拭きだけでフィルターの必要もない。

この低濃度オゾン発生器は2モデルを展開。「CAX-DS01」は車載用で、クルマのダッシュボードに置けるコンパクトな設計。走行中にシガーソケットからの給電に加え、日中の駐車中に太陽光で駆動するソーラーパネルを搭載している。

もうひとつの「CAX-DM01」はUSB電源で作動できるポータブル型で、モバイルバッテリーを使えば持ち歩きでも使える。JVCケンウッドはこの画期的な低濃度オゾン発生器の開発により、今後本格的に空気清浄分野に参入したことになる。

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