2021年3月23日、ベントレーは2ドアラグジュアリースポーツの「コンチネンタルGT」に、ベントレー101年の歴史の中でもっともパワフルなW12気筒ツインターボエンジンを搭載した「コンチネンタルGTスピード」を発表した。

24psもパワーアップされた659psのW12ツインターボエンジンを搭載

2018年から日本に導入されたベントレーのフラッグシップ2ドアクーペ「コンチネンタルGT」。ベントレーならではの気品溢れるスポーティなスタイリングは、日本のみならず、世界中のセレブたちを魅了してやまない。そのコンチネンタルGTに最高峰モデルとして追加されたのが「GTスピード」だ。

もっとも注目すべきは、このモデル専用にチューニングされた6L W12気筒ツインターボエンジンだ。通常のW12エンジンの最高出力は635psだが、GTスピードには24psもパワーアップされた659psのパワーユニットが搭載される。これにより、0→100km/h加速は3.6秒、最高速は335km/hをマークし、まさにベントレー史上最強のパフォーマンスを実現している。

画像: 通常のW12ツインターボに改良に加え、最高出力は24psもパワーアップした659psを発生するエンジンを搭載。

通常のW12ツインターボに改良に加え、最高出力は24psもパワーアップした659psを発生するエンジンを搭載。

そしてパワフルなエンジンを受け止めるブレーキにも注目したい。GTスピードには新設計の「カーボンセラミックブレーキ」がオプション設定される。耐フェード性に優れ、微細なコントロールが可能なブレーキタッチが安心感をもたらすだけでなく、素材をカーボンセラミックとすることでバネ下重量は通常のブレーキディスクと比べ、33kg以上も軽量化される。

ラグジュアリーを極めた唯一無二のGTスピードのキャビンは、職人によってハンドクラフトされた専用トリムをはじめ、レザーとアルカンターラを組み合わせたデュオトーンカラースプリットで彩られている。また助手席側フェイシアやヘッドレストに設けられた「Speed」のアイコンや刺繍が、スタンダードなモデルとの違いをはっきりと象徴している。

画像: 室内はレザーとアルカンターラでハンドクラフトされたデュオトーンカラースプリットで彩られている。


室内はレザーとアルカンターラでハンドクラフトされたデュオトーンカラースプリットで彩られている。

この他にも、GTスピードには「エレクトロニック・リア・デファレンシャル(eLSD)」がベントレーで初めて搭載されている。これは、「トラクションコントロール」や「アクティブシャシーシステム」との連携を考慮して施された特別なチューニングにより、左右方向の許容範囲の拡大、前後方向の安定性の向上、悪路でのトラクション性能などを高めてくれる。このようにすべての電子デバイスもパワフルなGTスピード専用のチューニングが施されている。

コンチネンタルGTスピードの発売時期だが、受注は日本でもすでに開始され、デリバリーは2021年秋を予定している。そして車両価格は、3390万円(税込)とベントレー史上最強モデルに相応しいプライスとなっている。

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