トヨタグループの不動産会社である東和不動産は、2022年の秋に富士スピードウェイの隣接地に開業予定のホテルの名称を「FUJI Speedway HOTEL(以下、富士スピードウェイホテル)」に決定したと発表した。

トヨタ博物館が監修するモータースポーツミュージアムも併設

富士スピードウェイホテルの運営は、ハイアット ホテルズ コーポレーションの系列会社が行う。このホテルの個性を最大限に活かすべく、ハイアットでは日本初上陸のブランド「アンバウンド コレクション by Hyatt」のホテルとなる。日本を代表する国際サーキットである富士スピードウェイの名を冠することで、ホテルの立地や特性を多くのゲストに伝えられると名づけられた。

画像: 「富士スピードウェイホテル/富士モータースポーツミュージアム」は、富士スピードウェイの隣接地に建設中だ。

「富士スピードウェイホテル/富士モータースポーツミュージアム」は、富士スピードウェイの隣接地に建設中だ。

また、ホテルにはモータースポーツミュージアムが併設され、この名称は「FUJI MOTORSPORTS MUSEUM(以下、富士モータースポーツミュージアム)」に決定した。このミュージアムは、トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)が監修する。

日本および海外各社の協力で、時代を象徴するレーシングカーを展示し「モノづくり」の観点を中心にその開発に携わった人々の熱い想いや拘りを紹介する。モータースポーツで培われた技術が、市販車にも脈々と受け継がれていることを実感できるミュージアムとなる予定だ。

壮大な富士山と富士スピードウェイを眺め、モータースポーツミュージアムと一体になった富士スピードウェイホテル。隣接エリアで開発中の「モータースポーツビレッジ(仮称)」と連動し、モータースポーツの歴史・文化と情熱・ロマンを感じられるよう、この場所ならではの体験の提供を目指している。

画像: 富士スピードウェイに隣接しているから、レースなどのイベント開催時は満室となることは間違いない。(写真はイメージです)

富士スピードウェイに隣接しているから、レースなどのイベント開催時は満室となることは間違いない。(写真はイメージです)

「アンバウンド コレクション by Hyatt」ブランドの証しである「唯一無二の個性」として、富士スピードウェイホテルでは「モータースポーツ」を掲げている。モータースポーツとホスピタリティが融合した唯一無二の世界が広がり、モータースポーツミュージアムの創造性と美意識、ブティックホテルのラグジュアリー エクスペリエンス、カントリークラブが持つ洗練された社交場の佇まい、そして霊峰富士の絶景。ここにしかない真の体験が絶妙にブレンドされた滞在をゲストに提供する。

富士スピードウェイホテル 概要(予定)

●客室:120室
●館内施設:レストラン、バー、宴会場、会議室、温泉浴場、室内プール、ジム、スパ
●所在地:静岡県駿東郡小山町大御神字中島
●アクセス:東名高速道路御殿場ICより車で約20分
 ※新東名高速道路開通後は小山PA・スマートIC(仮称)より約3分(2km)
 JR御殿場駅よりタクシーで約20分(13km)

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