1975年から78年にかけて巻き起こった「スーパーカーブーム」を覚えているだろうか。そのきっかけをつくったのが、1975年1月から週刊少年ジャンプで連載が始まった池沢さとしさんの漫画「サーキットの狼」だ。この漫画の中に次々と登場してくるカウンタックやフェラーリ512BB、デ・トマソ パンテーラなど、見たこともないスーパーカーたちに子供たちは熱狂した。

プロのモデラーが制作した1/100スケールのスーパーカー消しゴム

当時は正規のインポーターなどはなかった時代、スーパーカーは並行車として輸入されていた。漫画の世界でしか見たことのない憧れのスーパーカーをひと目見ようと、モーターショーや外国車販売店などに、カメラをぶら下げた子どもたちが殺到した。そのブームの最中に登場したのが「スーパーカー消しゴム」だ。

赤・青・黄・緑、3cm前後の大きさの消しゴム素材で製作されたスーパーカーの「ガチャガチャ」が登場すると、子どもたちはまたもこれに殺到した。小学校の教室では机の上がサーキットとなり、三菱鉛筆の油性ボールペン「BOXY-100」でスーパーカー消しゴムを弾いた白熱したレースが繰り広げられていた。ちなみに、BOXY-100は今も販売されている。

そんなスーパーカー消しゴムに熱狂した少年たちは、今や立派なおじさんになってしまった。そんなアラフィフの中には子どもの頃に夢見たスーパーカーのオーナーになっている人もいることだろう。しかし、大半の人は・・・言わずものがな。

今もスーパーカーを夢見る大人たちを知ってか知らずか、ランボルギーニのスーパーカー消しゴムが復刻された。しかも「超精密」にだ!さらにランボルギーニのオフィシャルグッズとして販売されているから驚きである。

画像: 限定100setのランボルギーニ消しゴム 4BOX(20個)の価格は、1万4300円。

限定100setのランボルギーニ消しゴム 4BOX(20個)の価格は、1万4300円。

これを制作したのは、GGF-Tという会社で「ビンテージのスーパーカーを通して、子どもたちに夢見ることの素晴らしさを伝える」ことをモットーにしている。

1/100スケールで製作されたランボルギーニの超精密スーパーカー消しゴムは、モデルカー作りのオーソリティにモデリングを依頼し、日本が世界に誇る最高峰の消しゴムメーカーで製造されている。その精密さはランボルギーニ社がライセンス取得を認めたほどの出来栄えだ。

さらに嬉しいのは、先に述べたボールペンで弾く当時の遊び方を再現するために、底面には取外し可能な台座が付属されている。もうタイヤ面に接着剤を塗る必要はないのだ!

気になる車種構成はイオタ、ミウラP400SV、カウンタックLP400S、カウンタック25thアニバーサリー、ウラッコP250Sの5車種がラインアップされ、それぞれレッド、イエロー、グリーン、ホワイトの4色を設定。

価格は、「限定100set ランボルギーニ消しゴム 2BOX(10個)」が7700円(税込)、「限定100set ランボルギーニ消しゴム 4BOX(20個)が1万4300円(税込)。これを高いと言ってはいけない。なんたってランボルギーニのオフィシャルグッズだから、むしろ安さすら感じてしまうほど。BOXY-100も手元にあれば、きっとリモートワークが楽しくなることだろう!

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