元号が平成から令和に変わって、早くも2年。大型連休のスペシャル企画として、Webモーターマガジンで以前に連載した「平成スポーツカー図鑑」から、人気のあったモデルTop10をカウントダウン方式で紹介しよう。第9位は、レクサス LFAだ。

※このランキングはWebモーターマガジンのPVを、Googleアナリティクスで集計した数値を元にしています。

レクサス LFAは、2000GT以来のトヨタ製スーパースポーツカーだった

画像: レクサスの「F」シリーズの頂点に立つスーパースポーツカーとしてLFAは誕生した。

レクサスの「F」シリーズの頂点に立つスーパースポーツカーとしてLFAは誕生した。

2009年10月21日に注文受付を開始し、2010年12月から生産が開始され、世界56カ国で500台が販売されたスーパーカー、レクサス LFA。日本では、そのうち165台が販売された。

CFRP製モノコックシャシを採用し、ヤマハと共同開発した最高出力560ps/最大トルク48.9kgmを発生する4.8LのV10 DOHCエンジンを搭載。0→100km/h加速は3.7秒、最高速度は325km/hを誇る。

トランスミッションは6速ASG(セミAT)を採用し、2ペダルによるイージードライブを実現した。ギアボックスはデファレンシャルと一体化されたトランスアクスルで、後輪を駆動する。このトランスアクスル方式の採用やフロントミッドに搭載されたエンジン、後輪の後方左右に配置されたラジエターで慣性ヨーモーメントを低減し、コーナリング性能とトラクション性能の面で理想的なフロント48:リア52の前後重量配分を実現している。

その異次元のコーナリングスピードに裏付けられた、世界トップレベルの運動性能を手に入れた。ブレーキには名だたる世界のスーパースポーツカーと同じく、カーボンセラミック製のディスクローターを採用。ボディパネルにもCFRPとアルミニウム合金を用いることで、車両重量を1480kgに抑え、欧州仕様車の最軽量モデルでは2.64kg/psという、とてつもないパワーウエイト レシオを実現している。

画像: 乗員を前後車軸間の中心寄りに配置。ドライバーが車両の挙動を直感的に感じやすいドライビングポジションを設定している。

乗員を前後車軸間の中心寄りに配置。ドライバーが車両の挙動を直感的に感じやすいドライビングポジションを設定している。

■レクサス LFA(2009年)主要諸元

●全長×全幅×全高:4505×1895×1220mm
●ホイールベース:2605mm
●車両重量:1480kg
●エンジン型式・種類:1LR-GUE型・V10 DOHC
●排気量:4805cc
●最高出力:560ps/8700rpm
●最大トルク:48.9kgm/7000rpm
●トランスミッション:6速セミAT
●タイヤサイズ:前265/35ZR20、後305/30ZR20
●当時の車両価格(税込):3750万円

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