マクラーレン オートモーティブは、初の量産スーパースポーツPHEV(プラグインハイブリッド車)となる「アルトゥーラ(Artura)」を日本初公開した。そのディテールを写真で紹介しよう。

新アーキテクチャーも採用し、クラス最軽量を誇る

「アルトゥーラ」とはスペイン語で「高さ」や「標高」を意味する言葉。マクラーレンのハイブリッド車といえば、2012年に発表されたハイパーカー「P1」、2020年から生産開始された「スピードテール」とあったが、いずれも生産台数の限られたモデルだった。しかし、今回のアルトゥーラはマクラーレン初の量産されるハイブリッドということになる。

新しいマクラーレン カーボン ライトウエイト アーキテクチャー(MCLA)を初採用し、「機能のためのフォルム」というデザイン理念から生まれた「シュリンプクラップド(包装)」のようなピュアで機能的なルックスのボディをまとう。車両重量は、クラス最軽量の1498kg(DIN)。

パワートレーンはこれもまた新開発で、585ps/585Nmを発生する3L V6ツインターボと、95ps/225Nmの電気モーター&高エネルギー密度のバッテリーパックで構成される。これによりシステム合計の最高出力は680ps、最大トルクは720Nmを発生。0→100km/h加速は3.0秒、最高速度は330km/h(電子制御)に達する。

インテリアでは、ステアリングから手を離さずに主要コントロールの操作が可能となり、8インチのタッチスクリーンによる新インフォテインメントシステムにより、先進運転支援システム(ADAS)の導入も可能となっている。

マクラーレン アルトゥーラ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4539×1913×1193mm
●ホイールベース:2640mm
●車両重量:1498kg(液体+90%の燃料)
●エンジン:120度V6 DOHCツインターボ+モーター
●総排気量:2993cc
●システム合計最高出力:500kW(680ps)/7500rpm
●システム合計最大トルク:720Nm/2250−7000rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:縦置きミッドシップRWD
●燃料・タンク容量:プレミアム・72L
●タイヤサイズ:前235/35ZR19、後295/35ZR20
●車両価格(税込):2965万円〜

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