モーターマガジン社が運営するWebショップ「MMスタイル」では、クルマやバイクにまつわる製品を数多く取り揃えている。そのアイテムの中から、Webモーターマガジン編集部としてオススメしたい逸品を紹介しよう。今回は、「田中帽子店」のラフィアハットだ。

「田中帽子店」のラフィアハット

画像: マダガスカル原産の「ラフィア椰子」の葉を加工した天然素材を用いた帽子。折りたたむこともできる。

マダガスカル原産の「ラフィア椰子」の葉を加工した天然素材を用いた帽子。折りたたむこともできる。

埼玉県の春日部市は古くから麦の集散地として知られてきた。麦わらを漂白して平たく潰し、編み上げた「麦わら真田」の生産は当時、農家の副業だった。ここで紹介する伝統工芸麦わら帽子の老舗、田中帽子店の始まりも、これに由来する。

明治13年(1880年)ごろから農家を営む傍ら、副業として麦を編み込んで組紐状にした「真田」を作り始めた。本格的に帽子つくりが始まったのは、それから約20年後の明治30年(1897年)ごろから。1世紀以上の歳月を経た今でも古き良き伝統の技を守り、かつ現代のニーズを取り入れた製品を作り出す田中帽子店は、今や「日本の麦わら帽子といえば田中帽子」と言わしめるほどの日本屈指の老舗帽子メーカーとなっている。

そんな田中帽子店がが成形したラフィアハットは、町歩きやアウトドアなど、さまざまなシチュエーションで活躍する中折れ帽子だ。カジュアルでオシャレな夏の必須アイテムとなるだろう。

画像: サイドのベルトを外し、くるっとたたんだ帽子に巻きつけ、スナップでとめれば帽子が広がらずコンパクトに持ち運びできる。

サイドのベルトを外し、くるっとたたんだ帽子に巻きつけ、スナップでとめれば帽子が広がらずコンパクトに持ち運びできる。

ラフィアとは、マダガスカル原産の「ラフィア椰子」の葉を加工した天然素材。その繊維から作られる紐を編んだ素材から帽子を作っている。使うほど手になじみ、肌触りもやさしくなっていく。麦わらよりも柔らかいのがラフィアの特性。とても軽く、風通しがいいので蒸れない。裏に汗止めもしっかりと縫いつけてあるから快適だ。

しかも、日本人にあった木型で製造されているので、フィット感が抜群。いろいろなファッションと合わせられるシンプルさも魅力だ。ナチュラルな素材感を堪能できる繊細で細やかな編み目が目を引く。ナチュラルカラーにダークブラウン、またはブラックのベルトがアクセントになっている。

そのうえ、折りたたみが可能だから、出先などで帽子をかぶらないときにはカバンなどにしまうこともできる。ただし、型崩れの原因となるので、長期間折りたたんで保管しないこと!

猛暑が予想されている今年の夏を少しでも快適かつオシャレに過ごしたいなら、田中帽子店のラフィアハットは最適だ。父の日のプレゼントに贈ったら、お父さんも喜ぶこと間違いなし!?

画像: 革ベルト部分はブラックも用意されている。

革ベルト部分はブラックも用意されている。

■田中帽子店 ラフィアハット 仕様

●素材
 本体:天然草(ラフィア細編み)
 ベルト:牛革、金具
 汗止め:ポリエステル
 その他:ポリエチレン、ほか
●サイズ(頭周り、手作りなので多少の個体差がある)
 M:約58cm/L:約60cm
●仕様:面テープでサイズを微調整可(約−1.5cmまで)、折りたたみ可能
●カラー
 本体:ナチュラル
 革ベルト:ダークブラウン or ブラック
●生産国
 帽体:中国
 仕上げ:日本
●価格:1万1000円(税込み)

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