ヒット街道を驀進中のシトロエン ベルランゴ、フェイスリフトが好評なC3。好調が伝わるシトロエンの次の一手は、新フラッグシップ「C5X」の投入だ。(Motor Magazine 2021年7月号より)

新たなフラッグシップ「C5X」の日本登場は2022年秋

日本でも根強い人気があるシトロエン。2020年8月に通常販売が開始された新世代MPVであるベルランゴの販売が好調で、新しいユーザー層の開拓にも成功している。さらには2021年1月には主力モデルのC3もマイナーチェンジを実施して、こちらも順調に販売台数を伸ばしている。

その勢いに拍車をかけるのが、新たなフラッグシップモデルであるC5Xだ。去る4月12日に本拠地パリで初披露されたこの新型車は、ステーションワゴンとサルーンを融合した今までありそうでなかった独創的なコンセプトとスタイリングに驚かされた。全長4805×全幅1865×全高1485mmというDセグメント車だ。パワートレーンは、ガソリンに加えプラグインハイブリッド(PHEV)をラインナップする(詳細は未発表)。

画像: 息をのむ大胆なデザインで登場した新たなフラッグシップC5X。流麗なファストバックスタイルながら、荷室容量は545~1640Lと実用性も極めて高い。

息をのむ大胆なデザインで登場した新たなフラッグシップC5X。流麗なファストバックスタイルながら、荷室容量は545~1640Lと実用性も極めて高い。

超個性的なエクステリアが目を惹くが、すでにC4でも採用されているシトロエンの新しいデザインエレメントであるV字型のシグネチャーライトをフロントとリアに採用するなど、ブランドとしての一貫性も取り込まれている。

フラッグシップに相応しい乗り味を実現するために、PHC(プログレッシブ ハイドローリッククッション)などの最新技術も導入。魔法の絨毯に乗っているかのような乗り味を日本で体験できるのは、2022年秋になると予想する。(文:Motor Magazine編集部 阪本 透/写真:グループPSA、井上雅行)

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