レーシーなムードを醸し出すエクステリア＆インテリア
パリ発のオシャレさが際立つブランドのDSだが、レースシーンでの活躍も忘れてはいけない。電動化を推進するDSオートモビルは、BEVによるレース「フォーミュラE」にDSテチータ フォーミュラEチームとして参戦中で、2019年度と2020年度にタイトルを獲得し2021年度も好調だ。
今回登場した、BEVのコンパクトSUV「DS 3クロスバック」の特別仕様車「Eテンス パフォーマンライン」は、その参戦マシンのテイストをまとったレーシーな装いのモデルである。
エクステリアは、スポーティさを強調するブラックを基調とする。フロントグリルのDSウイングのクロームとリアランプ下端をマットブラックとし、リアガーニッシュはグロスブラック、さらにオニキスブラックにカルマン（カーマインレッド）のセンターキャップがアクセントとなる18インチの「MONZA」アロイホイールを履く。
足元を引き締める、18インチの「MONZA」（オニキスブラック＆カルマンのセンターキャップ）アロイホイール。ボディカラーは、グリプラチナム（グレー系）／ノアールペルラネラ（黒系）の2トーン。
インテリアは、ダッシュボードやドアトリムに、レースマシンを思わせるアルカンターラがあしらわれる。シートは、座面中央に同じくカルマンがアクセントカラーとして配されるとともに、サイドサポート内側をアルカンターラとしてホールド性を高められている。ステアリングホイールをはじめ、ダッシュボードやドアトリムなどに施されるステッチには、このモデルのイメージカラーであるカルマンとゴールドが使われる。
車線内の任意の位置を設定することで、その位置をキープするDSドライブアシストを含んだADAS（先進運転支援システム）やフォーカルHiFi 12スピーカー、ヘッドアップディスプレイなどの安全・快適装備は、DS 3クロスバックEテンス グランシックに準じたものとなる。
ボディカラーは、グリプラチナム（グレー系）／ノアールペルラネラ（黒系）とブランパールナクレ（白系）／ノアールペルラネラ（黒系）の2タイプが用意される。ハンドルは右仕様で、車両価格は534万円。
レーシーなムードのアルカンタラが、ダッシュボードやアトリムにあしらわれる。
DS 3クロスバック Eテンス パフォーマンスライン主要装備
・マットブラックDSウイング＆リアガーニッシュ
・パフォーマンス ライン エンブレム（フロントドア／ダッシュボード／テールゲート）
・アルカンタラ／テップレザー／ファブリックシート
・アルカンタラ ダッシュボード／ドアトリム
・専用ステッチ（カルマン＆ゴールド）
・パーフォレーテッド加工革巻ステアリングホイール
・ブラックシーリングカラー
・フロントドア ステップガード
・アルミペダル
・フロアマット
・18インチ オニキスブラック アロイホイール
・フォーカルHiFiオーディオシステム
・DSドライブアシスト
・DSマトリクスLEDビジョン
※インテリアはインスパイア仕様
DS 3クロスバック Eテンス パフォーマンスライン 主要諸元
●全長×全幅×全高：4120×1790×1550mm
●ホイールベース：2560mm
●車両重量：1580kg
●モーター：交流同期電動機
●最高出力：100kW（136ps）／5500rpm
●最大トルク：260Nm／300－3674rpm
●バッテリー総電力量：50kWh
●JC08モード航続距離：398km
●駆動方式：FWD
●タイヤサイズ：215／55R18
●車両価格（税込）：534万円
