2021年7月14日、FCAジャパンは本格オフローダー「ジープ ラングラー ルビコン」に、通常設定のない「2ドアのソフトトップ仕様」を限定車「ラングラー ルビコン ソフトトップ」として発表。7月24日より限定100台で販売が開始される。

搭載エンジンは3.6L V6で、右ハンドル仕様

本格オフローダーの代表格であるジープ ラングラー。その中でも、ひと際高いオフロード走破性能を誇るグレード「ルビコン」をベースにした限定車「ラングラー ルビコン ソフトトップ」が登場した。

ベースとなるルビコンは、優れた駆動力を生み出すロックトラックフルタイム4×4システムや、悪路でフロントアクスルの動きを任意に変更できる電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム、ボディを保護するロックレールやスキッドプレートなどを搭載し、あれた路面下でも圧倒的な走破性能を発揮するモデル。

2ドアモデルのホイールベースは2460mmと短く(4ドアは3010mm)、ロックセクションなどで路面干渉のリスクも軽減される。また最小回転半径は5.3mと小さいため入り組んだ林道だけでなく、街中での取り回しでも優れたフットワークを実現する。

実はこのルビコン+2ドアの組み合わせは、限定車として過去に登場したことがあるものの、カタログモデルとしてラインアップされていない。さらに今回のモデルは「プレミアムサンライダーソフトトップ」と呼ばれる手動開閉式ソフトトップが装備され、タフな走りだけではなく、気軽にオープンエアの走りを楽しめる1台となっている。

画像: 手動開閉式のソフトトップ「プレミアムサンライダーソフトトップ」を装備。

手動開閉式のソフトトップ「プレミアムサンライダーソフトトップ」を装備。

パワートレーンは4ドアと同様に、284ps/347Nmを発生する3.6L V6 DOHCと8速トルコンATを組み合わされる。駆動方式はオンデマンド式の4WDでハンドル位置は右のみだ。

またボディカラーは、限定色のサージグリーンC/Cを採用し、インテリアはブラックとなる。ジープの起源を示す「1941」ロゴ入りボディサイドストライプも特別装備され、ジープブランドならではのミリタリーテイストも満載だ。

主要装備は、ヒーテッドステアリングホイールはじめ、レザーシート、フロントシートヒーター、8.4インチタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションシステム(FCAインフォテイメントシステムUconnect)、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカーなど快適装備を満載する。これは4ドアのルビコンに準じたものとなっている。

ラングラー ルビコン ソフトトップは、7月24日から限定100台で販売が開始され、車両価格(税込)は622万円となる。

画像: 「1941」ボディサイドストライプ。1941はジープ誕生の年だ。

「1941」ボディサイドストライプ。1941はジープ誕生の年だ。

ジープ ラングラー ルビコン ソフトトップ主要諸元

●全長×全幅×全高:4320×1895×1875mm
●ホイールベース:2460mm
●車両重量:1880kg
●エンジン:V6 DOHC
●総排気量:3604cc
●最高出力:209kW(284ps)/6400rpm
●最大トルク:347Nm/4100rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:レギュラー・66L
●WLTCモード燃費:8.2km/L
●タイヤサイズ:LT255/75R17
●車両価格(税込):622万円

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