2021年7月16日、BMWジャパンは「4シリーズ グランクーペ」と、これをベースとしたMパフォーマンスモデル「M440i xDriveグランクーペ」を発表。本日より販売が開始され、納車は2021年9月以降となる。

流麗なフォルムながら5名乗車の居住空間をしっかり確保

2020年10月にフルモデルチェンジが行われたミドルサイズクーペ、BMW 4シリーズ。2021年2月に追加された「4シリーズ カブリオレ」に続き、4ドアクーペの「4シリーズ グランクーペ」が新たに加わった。また4シリーズ グランクーペをベースに、レースでのノウハウを詰め込んだMパフォーンスモデル「M440i xDriveグランクーペ」も同時に発売された。

新型4シリーズ グランクーペも、2ドアクーペのエレガントさとスポーティさを兼ね備えたフォルムを受け継ぐ。1930年代に一世を風靡したBMW 328、1960年代に登場したBMW 1600やBMW 2002を彷彿させる縦型のキドニーグリル、そしてブラックアウトされた伝統のL字型テールランプが存在感を際立たせている。

BMWのアイコンとも言える、ロングノーズ&ショートデッキの佇まい、そして4ドアとは思わせない、AピラーからCピラーにかけての流れるようなルーフラインが美しい。この流麗さから居住スペースの広さが気になるが、5名がしっかりと座れる広さを確保しているという。

3シリーズや4シリーズクーペなどからのおもしろい変更点といえば、ドアハンドルだ。従来モデルでドアハンドルはボディから張り出すような「グリップ式」だったのだが、今回のグランクーペからフラップ式となりボディからの張り出しを最小限に抑えられているように見える。

画像: AピラーからCピラーにかけての流れるようなルーフラインが美しい。(420iグランクーペ)

AピラーからCピラーにかけての流れるようなルーフラインが美しい。(420iグランクーペ)

グレード展開は420iグランクーペと420iグランクーペ Mスポーツのふたつを設定され、いずれも最高出力184ps/5000-6500rpm、最大トルク300Nm/1350-400rpmを発生する2L 直4 DOHCターボが搭載する。トランスミッションは8速ATで、駆動方式はFR。

走りは、サスペンション取り付け部やアンダーフレームを強化や、高剛性ボディの採用、ロール剛性の強化、切れのあるハンドリング設定などで、3シリーズに迫るスポーティさを追及しているという。衝突時安全性能の向上も図られている。

4シリーズグランクーペはセダンではなく、大きな開口部を持つハッチバックボディゆえ、車体剛性の低下を補うためブレース(補強)材をリアまわりに追加。また軽量化のため、アルミ素材をボンネットだけでなくエンジンまわりに使うことで実現している。

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