2021年7月27日、ホンダはコードレスタイプの歩行型電動芝刈機「HRG466XB」(タイトル写真)、電動刈払機「HHT36AXB」、電動ブロワ「HHB36AXB」及び3モデルに共通で使用可能な充電式リチウムイオンバッテリーを発表。同日より全国のHondaパワープロダクツ取扱店での販売が開始された。

エンジン仕様に比べ格段に作業性が向上。環境面にもプラス

個人ユースから業務用まで幅広いユーザーに好評を得ているホンダの歩行型芝刈機、刈払機、ブロワが、エンジン仕様からコードレスの電動化モデルへと進化した。歩行型電動芝刈機「HRG466XB」、電動刈払機「HHT36AXB」、電動ブロワ「HHB36AXB」の3モデルだ。

これまでのエンジン始動と違い、電源スイッチひとつで素早く動き出し、モーター駆動のため低騒音・低振動、しかも燃料処理やオイル交換などの必要がない上、稼働中の排出ガスゼロといった環境面のメリットも有する。

歩行型電動芝刈機「HRG466XB」は、高い作業性を誇る歩行型芝刈機HRGシリーズのフレームやノウハウが生かされた、最大1800Wのモーター出力のパワフルな芝刈機だ。刈った芝の処理方法は、グラスバッグへの収納とディスチャージ(後方放出)に加え、マルチング(細断して刈取り面に戻す)への切り替えもできる。

画像: 電動ブロワ「HHB36AXB」。最大毎分14.3立方メーターの強力な風量で作業効率がアップ。

電動ブロワ「HHB36AXB」。最大毎分14.3立方メーターの強力な風量で作業効率がアップ。

電動刈払機「HHT36AXB」は、両肩掛けバンドの採用で刈払機本体の重量を分散し、作業者の肩への負荷軽減が図られている。加えて、竿振りしやすい左右非対称設計のU字ハンドルや、際刈りや障害物付近でも安心なナイロンコードカッターの採用も行われている。

電動ブロワ「HHB36AXB」は、最大毎分14.3立方メーターの強力な風量が持ち味。使用環境に合わせて調整できるトリガーも便利だ。また、作業者の腕への負担軽減のため、バッテリーをベルトで腰まわりに装着する工夫も行われている。ノズルは、用途に応じて使い分けできるファンノズルとラウンドノズルの2種類が標準で装備される。

歩行型電動芝刈機「HRG466XB」、電動刈払機「HHT36AXB」、電動ブロワ「HHB36AXB」の登場に合わせ、この3モデルに共通の充電式リチウムイオンバッテリー「DP3660XA」の発売も行われた。作業機間でのバッテリーの共用が可能なため、さまざまな作業を要する公園や施設の緑地管理における利便性向上に期待が持てそうだ。バッテリーは、残量を示す表示ランプを装備し、約35分で80%、約55分で満充電可能という。なお、充電器「CV3680XA」は別途購入が必要だ。

年間国内販売計画は、歩行型電動芝刈機「HRG466XB」が100台、電動刈払機「HHT36AXB」が100台、電動ブロワ「HHB36AXB」が 200台となる。

画像: リチウムイオンバッテリー「DP3660XA」と充電器「CV3680XA」(下)。約35分で80%、約55分で満充電可能という。

リチウムイオンバッテリー「DP3660XA」と充電器「CV3680XA」(下)。約35分で80%、約55分で満充電可能という。

電動のホンダパワープロダクツ ラインナップ

・歩行型電動芝刈機「HRG466XB」:14万3000円
・電動刈払機「HHT36AXB」:10万8900円
:電動ブロワ「HHB36AXB」:6万8200円
・リチウムイオンバッテリー「DP3660XA」:5万7200円
・充電器「CV3680XA」:2万7500円

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