2020年、欧州で発売された新型アルテオン。今回シューティングブレークが設定された。パワーユニットはいくつか選べるが、320psを発生する「R」も設定。その走りは獰猛とも言えるものだった。(Motor Magazine2021年8月号より)

ワゴンタイプのシューティングブレークをラインナップ

2020年に欧州で販売が開始された新型アルテオン。2017年の登場時はファストバックのみの設定だったが、今回のアップデートで実用性の高いシューティングブレークが加わったのがトピック。

ファストバックとシューティングブレークとの違いは、Bピラーから後方となる。ファストバックでは、Bピラー以降のルーフとウインドーの上部ラインが並行するように押し下げられクーペスタイルとなるのに対して、シューティングブレークでは、ルーフとウインドーの上部ラインが後方に向かって延長され、後端のルーフスポイラーまでつながる。一方、ウインドー下部はDピラーに向かい上方に向かうため、後ろに行くに従ってウインドーが狭まるというデザインで典型的なシューティングブレークの造形となっている。

搭載されるパワーユニットは、欧州仕様では1.5L 直4(最高出力150ps)、2L 直4(最高出力190ps)のガソリンと2L 直4ディーゼルターボエンジン(最高出力150ps&200ps)となる。また、ファストバック、シューティングブレークともにeハイブリッド(PHEV)が設定されたのもトピック。

これは1.4L 直4ターボと電気モーターの組み合わせで、218psの最高出力と400Nmの最大トルクを発生する。この設定は、現在のEV路線を考えれば規定と言える。

画像: ファストバック、シューティングブレークともにRが設定されたのは楽しみだ。

ファストバック、シューティングブレークともにRが設定されたのは楽しみだ。

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