2021年8月5日、ホンダは新型シビックを9月3日に発売すると発表し、グレード展開や車両価格、主要装備や主要諸元などを公開した。今後拡大展開されるハイブリッドモデル「e:HEV」やハイパフォーマンスモデル「タイプR」の情報も解禁。

11代目は「爽快シビック」。e:HEVとタイプRは2022年に発表予定

画像: 従来型より全長は30mm長く、ホイールベースは35mm長い。フロントのオーバーハングは15mm長いが、リアのオーバーハングは20mm短い。

従来型より全長は30mm長く、ホイールベースは35mm長い。フロントのオーバーハングは15mm長いが、リアのオーバーハングは20mm短い。

11代目となる新型シビック。そのエクステリアとインテリアは2021年6月に公開されていたが、今回、発表日や車両価格、そして装備や主要諸元などが発表された。

新型シビックのグランドコンセプトは「爽快シビック」で、ホンダのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を深く掘り下げ、親しみやすさと特別な存在感を併せ持ち、乗る人全員が「爽快」になれるクルマを目指している。

5ドア ハッチバックのスタイリングは、運転しやすく心も開放的になれるキャビンを追求しながら、クーペのような流れるプロポーションを描くことで、美しいクルマを目指した。ホイールベースの延長により前後席の距離を35mm拡大して、後席の居住性を向上している。

インテリアでは、開放的な空間と広い水平視野角により気持ちの良い視界を実現。ノイズレスな造形で、直感的に操作しやすく触感にもこだわったスイッチを配置し、爽やかで心地良い移動ができる空間とした。ラゲッジスペースもクラストップレベルとなる452L(ホンダ測定値)の大容量を実現している。

画像: シンプルでクリーンなEXのインパネまわり。開放的な空間と広い水平視野角により気持ちの良い視界を実現している。

シンプルでクリーンなEXのインパネまわり。開放的な空間と広い水平視野角により気持ちの良い視界を実現している。

搭載されるエンジンは182ps/240Nmを発生する1.5L 直4DOHCのVTECターボで、トランスミッションはCVTと6速MTを設定。シフトレバーのショートストローク化と高剛性化により、スポーティかつダイレクト感のあるシフトフィールを目指している。軽快かつ一体感のあるステアフィールや、優れた静粛性や乗り心地と合わせ、クルマの基本性能である「走る・曲がる・止まる」が徹底的に磨き上げられ、さらに進化した操る喜びを体感できる。

10.2インチのフルグラフィックメーター(EXのみ)や、新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「ホンダコネクト」、最新の安全運転支援システム「ホンダセンシング」、BOSEサウンドシステムなど、一部はオプションだが安全&快適装備は充実している。

グレードは、標準グレードのLXとスポーティグレードのEXで、いずれもトランスミッションはCVT(7速マニュアルモード付き)と6速MTを設定。駆動方式は、FFのみ。車両価格(税込)は、以下のとおりだ。

■ホンダ シビック ラインアップ

LX:319万円(CVT/6速MTとも同価格)
EX:353万9800円(CVT/6速MTとも同価格)

なお、新型シビックでは、ホンダ独自の2モーター ハイブリッドシステム「e:HEV」搭載モデルと、走りを極めた「シビック タイプR」の発売を2022年に予定している。

画像: リアにゲートを持つ5ドアハッチバックだが、スタイリングはクーペ風。全高は従来型より20mm低められている。

リアにゲートを持つ5ドアハッチバックだが、スタイリングはクーペ風。全高は従来型より20mm低められている。

■ホンダ シビック EX 主要諸元

●全長×全幅×全高:4550×1800×1415mm
●ホイールベース:2735mm
●車両重量:1370kg<6速MTは1340kg>
●エンジン:直4 DOHCターボ
●総排気量:1496cc
●最高出力:134kW(182ps)/6000rpm
●最大トルク:240Nm(24.5kgm)/1700-4500rpm
●トランスミッション:CVT(7速マニュアルモード付き)& 6速MT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・47L
●WLTCモード燃費:11.7km/L<6速MTは12.2km/L>
●タイヤサイズ:235/40R18
●車両価格(税込):353万9800円

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