2021年7月29日、ベントレーはフライングスパーハイブリッドの導入を記念した限定車「オデッシアンエディション」を発表した。

未来を見据えるコンセプトカー「EXP 100 GT」からインスパイア―

ベンテイガハイブリッドに続き、ベントレー第2のハイブリッドモデル「フライングスパーハイブリッド」の導入を記念した限定車「オデッシアンエディション」が登場した。

フライングスパー ハイブリッド オデッシアンエディションで注目したいのが、サステナブルを意識したインテリア素材だ。キャビンには、100%英国産ウールを使用したツイードパネルや、ラッカー使用量90%削減した木目の美しいインパネとウエストレールがあしらわれる。

小ぶりなピアノリネンパネルで仕上げられたセンターコンソールには、専⽤の3⾊のレザースキームが配される。これは、レザーの持つ耐久性の高さに着目してのことだ。ちなみに、ベントレーの1955年製S1フライングスパーのレザーインテリアが、今でも無傷で残っているそうだ。

画像: 素材のほぼありのままを生かした木目のインパネルとウエストレールが美しい。

素材のほぼありのままを生かした木目のインパネルとウエストレールが美しい。

インテリアのアクセントとなるのは、オータムと呼ばれる柔らかく温かみのあるハイドだ。ベルーガ、ポーポイズ、クリケットボール、ブルネル、バーントオークの各レザーと軽やかでモダンなリネンハイドを組み合わせた5つの仕様から選ぶことができる。そして、乗降時には「オデッシアンエディション」独⾃のトレッドプレートが現れる。

⽷の⾊をグラデーションにした独自の刺繍による「ロフトダイヤモンド」パターンのインテリアも際⽴つ。また、深いパイルのオーバーマットにはコントラストの効いたバインディングが施され、ラムウールのラグにアップグレードすることもでき、インテリアに占めるウールの割合をさらに⾼められる。

こうしたインテリアは、ベントレーの100周年記念で公開された2035年のラグジュアリモビリティを見据えたコンセプトカー「EXP 100GT」から着想を得ている。これは、ベントレー量産車として初のことだ。まさに、環境に配慮した2.9L V6DOHCターボにモーターを組み合わせた、先進のハイブリッドシステム(544ps/750Nm)と呼応するかのようだ。

エクステリアは、21インチの10 本ツインスポークホイールと下部のブライトウェア(フロント/リアバンパー、ヘッドライト/テールライトサラウンド、ボディサイド下クローム)にペイントされたペールブロッガーのアクセントが特別感を演出する。

フライングスパー ハイブリッド オデッシアンエディションの受注はすでに開始されており、車両価格は3080万円となる。

画像: 10本スポーク21インチホイールを始め、フロント/リアバンパー、ヘッドライト/テールライトサラウンド、ボディサイド下クロームにペイントされたペールブロッガーのアクセントが高級感を醸し出す。

10本スポーク21インチホイールを始め、フロント/リアバンパー、ヘッドライト/テールライトサラウンド、ボディサイド下クロームにペイントされたペールブロッガーのアクセントが高級感を醸し出す。

装備ラインアップ

・ツーリングスペシフィケション(アダプティブクルーズコントロール、レーンアシスト、セーフガードプラス、ナイトビジョン、ヘッドアップディスプレイを含むベントレーの先進運転⽀援システム⼀式)
・電動で展開するイルミネーション付きFlying B ボンネットマスコット
・LED ウェルカムランプ(4つのドアからベントレーウィングを床に投影)
・レザーヘッドライナー
・ドアとリアクォーターに使⽤される3次元ダイヤモンドレザーシート
・ローテーションディスプレイ
・インテリアムードライティング

ベントレー フライングスパーハイブリッド オデッシアンエディション 主要諸元

●全長×全幅×全高:5316×2013×1483mm
●ホイールベース:3194mm
●車両重量:2505kg
●エンジン:V6 DOHCターボ+モーター
●総排気量:2894cc
●システム最高出力:400kW(544ps)
●システム最大トルク:750Nm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・80L
●車両価格(税込):3080万円

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