NEXCO中日本は、2021年9月6日(月)〜12月24日(金)の期間、東名高速道路の大井松田IC(インターチェンジ)〜清水JCT(ジャンクション)間でリニューアル工事を行うと発表した。(写真はすべてイメージです)

高速道路ネットワーク機能の長期健全性を保つために

今回のリニューアル工事は、2021年9月6日(月)から12月24日(金)までの110日間、東名高速の大井松田IC~清水JCT間(上下線)で土日祝日を含む昼夜連続規制を行う。また、9月23日(木)・24日(金)および12月16日(木)・17日(金)の4夜間は、富士IC→清水JCT間(下り線)で夜間通行止めも行う。

なお、9月6日(月)・7日(火)の2夜間は富士川SA(サービスエリア/上り)および富士川スマートIC(上り線)の夜間閉鎖を、9月13日(月)〜17日(木)の4日間は東名鮎沢PA(上り線)の閉鎖を、9月21日(火)〜24日(金)の3日間と12月14日(火)〜17日(金)の3日間は東名鮎沢PA(下り線)の閉鎖を行う。

画像: 今回の東名リニューアル工事の区間。

今回の東名リニューアル工事の区間。

工事期間は約3カ月半とかなり長期にわたるが、主な工事内容は、以下のようなものがあげられる。

1)床版取替工事

老朽化した橋梁のコンクリート床版を撤去し、新しい床版に取替える工事を行う(タイトル画像)。今回の東名リニューアル工事では、酒匂川橋、滝沢川橋(小山)、所領橋、富沢第一橋、山居沢橋、堰沢橋の計6橋が対象となっている。

2)本線夜間通行止め工事

対面通行規制に向けた準備工事として、富士IC→清水JCT(下り線)間に位置する蒲原トンネル内で、仮設中央分離帯に使用する仮設防護柵を設置する。また、関連する昼夜連続規制の解除前に仮設防護柵を撤去する。

3)富士川SA・スマートIC 夜間閉鎖工事

ランプ部の傷んだ舗装路面の補修のため、舗装補修工事を行う。

画像: トンネル工事のイメージ。

トンネル工事のイメージ。

工事期間中は走行可能な車線数が減少することから、渋滞が予測されている。NEXCO中日本では、走行経路を選択できるように所要時間や渋滞が予測される時間帯の情報を提供するので、小田原厚木道路や新東名高速道路への迂回や混雑する時間帯を避けての利用を検討したほうがいいだろう。なお、所定の迂回路を利用した場合には、迂回されなかった場合の料金と同額となるように料金調整が行われる。

画像: 工事区間と迂回ルートの位置図。

工事区間と迂回ルートの位置図。

また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、交通状況が変動する可能性もある。工事情報や交通規制情報については、工事専用WEBサイト(8月中旬開設予定)やNEXCO中日本お客さまセンター、情報板、ハイウェイラジオ、ハイウェイテレホンなどで随時情報を提供するので、最新の交通状況を確認してから、出かけるようにしたいものだ。(写真と図版:NEXCO中日本)

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