2021年9月7日、スズキはクロスオーバーSUV風コンパクトカー「イグニス」の仕様を一部変更し、またグレード編成の見直しも行った。

内外装の装備をはじめ、安全装備も充実

イグニスは、スズキのクロスオーバーSUVタイプのコンパクトカーだ。2016年に発表された現行型が初代となる。今回の一部仕様変更ではグレード展開を再編成。従来のミドルレンジにあたる「ハイブリッド MX」と「ハイブリッド MZ」を統合する形で「ハイブリッド MV(タイトル写真のクルマ)」を新設定。エントリーグレードの「ハイブリッド MG」とアッパーグレードの「ハイブリッド MF」とあわせて3グレード編成とした。

画像: エントリーグレードの「ハイブリッド MG」もSUVテイストのフロントバンパーを採用した。

エントリーグレードの「ハイブリッド MG」もSUVテイストのフロントバンパーを採用した。

エクステリアでは「ハイブリッド MG」と「ハイブリッド MV」に、「ハイブリッド MF」と同様のSUVらしさを演出するバンパーを採用した。また、「ハイブリッド MV」にはLEDヘッドランプ&フロントフォグランプ、リアフォグランプに加え、パドルシフトも追加して、力強い印象のエクステリアと操る楽しさを追求している。

インテリアでは、「ハイブリッド MG」にキーレスプッシュスタートシステムやフルオートエアコンなどの快適装備を追加し、「ハイブリッド MF」にはレザー調シートや防汚タイプのラゲッジフロアはそのままに、新たにラゲッジシェルフ(トノカバー)を標準装備している。

画像: 「MF」のレザー調シート。

「MF」のレザー調シート。

なお、イグニスは経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ベーシック+」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」、および「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当するモデルとなっている。

パワートレーンは、いずれも1.2L DOHC(吸排気VVT付き)にISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムで、トランスミッションにCVTを採用している。グレードラインアップと車両価格は、以下のとおり。

■スズキ イグニス ラインアップ

●ハイブリッド MG(FF/4WD):160万500円/173万6900円
●ハイブリッド MV(FF/4WD):174万7900円/188万4300円
●ハイブリッド MF(FF/4WD):185万6800円/199万3200円

This article is a sponsored article by
''.