BMW 8シリーズ グランクーペをベースにしたBMWアルピナの最新モデル「B8グランクーペ」が日本デビューを果たした。ここでは、そのディテールを写真とともに紹介しよう。

触れる者の五感を満たすラグジュアリー クーペ

BMW車をベースに、快適でハイパフォーマンスなモデルを送り出すドイツの自動車メーカー、アルピナ社(アルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン社)。彼らが手がけた最新モデルが、ここで紹介する「B8グランクーペ」だ。その名が示すとおり、4ドアクーペの850i グランクーペをベースとしている。

オリジナルの流麗なクーペスタイルをさらに強調するように、前後スポイラーをはじめとするエアロパーツを装着。ホイールはBMWアルピナ伝統の20スポークを踏襲しているが、ブランド初の21インチという大径となった。

4.4L(正確には4394cc)のV8ツインターボエンジンは、排気量をオリジナルから変えていないものの「アルピナ マジック」と呼ばれるチューニングにより、最高出力は621ps、最大トルクは800Nmと、91psと50Nmものパワーアップを実現している。しかも、この強大な最大トルクを2000rpmという低回転域から発生している。

全長は5mオーバー、車両重量は2.1トンを超える大柄なボディだが、0→100km/h加速を3.4秒でこなし、最高巡航速度324km/hというハイパフォーマンスを誇る。独自のサスペンションセッティングは高速域での安定性に優れ、しかも快適な乗り心地を提供する。

インテリアも、クリスタル仕様のiドライブ コントローラーやウオールナットのトリム、ラヴァリナレザーのステアリングなど、高品質なマテリアルでラグジュアリーに設えられている。レザーインテリアは色や素材のオーダーも可能だ。

ハイパフォーマンスと美しさを兼ね備えたBMWアルピナ B8グランクーペは、まさに感性を揺さぶる存在といえるだろう。

■BMWアルピナ B8グランクーペ アルラッド 主要諸元

●全長×全幅×全高:5090×1930×1430mm
●ホイールベース:3025mm
●車両重量:2140kg
●エンジン:V8 DOHCツインターボ
●総排気量:4394cc
●最高出力:457kW(621ps)/5500-6500rpm
●最大トルク:800Nm(81.6kgm)/2000−5000rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・68L
●WLTPモード燃費:8.4km/L
●タイヤサイズ:前245/35ZR21、後285/30ZR21
●税込み車両価格:2557万円(左ハンドル)/2602万円(右ハンドル)

This article is a sponsored article by
''.